XXL Loss Case BooK 大爆損

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爆損ケース5 移動平均線と相場の位置関係を見誤ったエントリーポイント

移動平均線」というインジケータはFXを始めた人であれば、誰しも一度は見たことがあると思います。

この移動平均線を使ったもっともシンプルな取引ルールが意外と役に立つのですが、捉え方を誤ると爆損率が跳ね上がるので、今回はこのインジケータを活用したもっとも無難なトレードのやり方を見ていきましょう。

移動平均線は他のインジケータに比べ、初心者の方でも割りと分かり易い部類に入ると思います。

その移動平均線の中でも今回は「単純移動平均線」について取り上げたいと思います。

この平均線は、ある特定の期間の値動きを平均化した値が線として表示されているもので、

「短期線」「中期線」「長期線」の3本の線表示が一般的となっています。

各々に平均する期間を設定できるようになっていますが、それを「何日」に設定すれば良いのか?と考える人もいるでしょう。

自身の取引スタイルに合わせた設定であれば何でも良く、これといった正解があるというわけではありませんが、初心者の方であれば、

 短期 =20~21日設定 中期=75、90日設定 長期=150日、200日設定

としておけば特に問題は無いでしょう。

ちなみにブログ主は 短期 21日、 中期 90日、 長期 200日 を設定して使っております。

では本題に入ります。これの活用を誤る、むしろ単純移動平均線を無視したエントリーをすると高確率で爆損街道を走る羽目になるというお話です。

ただし、相場の値動きの癖を見慣れてきたベテランの方は先を予測してエントリーできるため、この限りではありません

あくまで初心者限定の話になります。これを守るだけで勝率はグンと上がるはずです。

この単純移動平均線を使って何を判断するか?

それは今のチャート状態で「買い」または「売り」エントリーをしても良いのか?です。

トレンドの逆でエントリーすることを逆張りと言い、慣れていない人は高確率で爆損する取引になる話はよく耳にされると思います。

ここから上がりそう、または下がりそうだと勝手な思いを抱いて根拠もなくエントリーした結果、相場が逆行し、ショックのあまり相場変動中は牛に豹変されてしまわれる方も中にはおります。

それを未然に防止するのが平均線と相場の位置関係によるエントリータイミングの判断です。

それでは比較的無難にエントリーOKな位置 と NGな位置 を「買い」のとき、「売り」のときと併せて図に表してみます。

以上のようになります。

補足として移動平均線に対しローソク足が上下を貫く形で横切った場合、「ダマシ」もしくは「手前までのトレンドの終焉」を意味しますので、それを損切または決済の判断としても良いでしょう。図の中に示しました鉄則をとりあえず守ればある程度の爆損は抑制できるかと思います。

ご存知の方もおられるかとは思いますが、実はこの話の根底にあるのは「グランビルの法則です。

グランビルの法則MACDというオシレータを見て判断する際にも役立ちますので、詳しく知りたい方は一度ググりましょう!

移動平均線はツール設定を変えない限り3本表示になっているわけですが、各時間足毎に各々の形は変わります。エントリーポイント模索に使う短期足より長期足の値動きを観察してみて、どのポイントでチャートが跳ね返っているかということを確認しておくと、今の相場がどの時間足の平均線を特に意識して動いているか感覚的に分かってくると思います。

欲を出して、何も考えずエントリーする癖からいち早く抜け出しましょう!

また、利確や損切のタイミングは各線に対して、ローソク足がどうなっていたかで判断すると良いです。爆損ケース3で説明した内容と併せて確認してみてください。