XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

爆損ケース4 トレンド中、慌ててエントリーした結果、高値掴み(買い)、安値掴み(売り)からの急落・急上昇爆損

機動戦士ガンダムという作品を詳しくご存知の方がどれほどいるかわかりませんが、登場人物の台詞で「スレッ〇ーさんかい?早い、早いよーっ!!」というものがあります。

勇んで敵勢力に攻撃を仕掛けた結果、無駄に敵の反撃を喰らう恐れがあり、戦場でそれは死を意味することを知っているカイ・シデンというパイロットから発っせられた言葉です。

話を今回の件に戻しますと、今の話はどういう意味だったのか?

FXにおいて「トレンドが出てるぜ!今だ、ウェーイッ!!」と勢いでトレンドに乗っかろうとエントリーした瞬間、相場が逆行する(高値掴み、安値掴み)という事態に陥る初心者と似たような状況であり、それがきっかけで爆損どころか、場合によっては資産を吹き飛ばす恐れ、文字通りFXという戦場で死を意味する行為と同じという話です。

即ち、「エントリーの判断が早過ぎる」わけですね。

トレンドが出始めた時は、まだその相場の流れがトレンドになったという判断は出来ないものです。それが出来ていればみんな爆益できますよね?しかし実際は、その後の値動きとチャート形状を見て初めて理解できるわけです。

一度トレンドが出るとしばらくは継続されますが、短期だけの値動きか、長期的になるかということは誰にもわかりません。ある程度の予想はできますが、いずれも必ず当たる保証など何処にも無いのです。

上昇トレンドであれば底値、起点付近で「買い」エントリーしたい!

下降トレンドであれば天井付近で「売り」エントリーしたい!

と思うのは人情ですが、実際それを予測することが一番難しいのです。従ってトレンド発生かなと思うのはその途中ということになります。

では何処でエントリーするのが良いのか?

まず取れる利益が少なくなってしまうなどと焦ってはいけませんトレンド発生時こそ冷静に相場を見つめることが必要なのです。

おおよそほとんどのトレンド発生からしばらく時間が経ってくると、余程の急上昇、急下降でない限り、値動きが停滞する領域が必ず出てきます。これをレンジ相場と言い、この段階になると上昇時では最高値、下降時では最安値の抵抗ラインと上昇トレンドであれば下側に、下降トレンドであれば上側にトレンドを維持しようとする抵抗帯が発生、その限られたレンジ内で売り買いの攻防が起こり、相場がライン間を上下行ったり来たりすることになります。

これがどちらかで決着すれば、結果によってトレンド継続、もしくは逆行といった値動きをとります。

それを見届けた上でエントリーする、またはトレンド継続が阻止されたというのであればその逆でエントリーと言った形で入ることをすれば負ける確率は格段に減りることでしょう。

ただしダマシ」といった値動きもあるので注意しなくてはなりません。基準になるラインを割ってもレンジ内に戻ってくることもあるからです。

仮に発生していたトレンドと逆に行ってしまったとしても、トレンドの起点に対してダウの切り下げ、切り上げが起こっていないのであれば、それはただの「押し目ということになります。従って、先程のトレンド方向と逆のポジションを持ってしまっていた場合、それは逆張りエントリーした形となるので、チャート上でその判断が出来た段階で即決済しないと後々損することになります。

よってトレンド発生時にエントリーするタイミングとしては

■ 高値(上昇時)または安値(下降時) 付近の売り買い攻防を突破したあと

  └ 高値付近抵抗帯より必ず上でローソク実態線(ヒゲはNG)で抜けた時

■ 逆行したあと相場価格帯が明確に押し目ポイントと判断された段階

です。

「初心者のFXトレードは、臆病なくらいがちょうどいいのよね...」

エントリーポイントになるまでひたすら待つ、これが吉、良からぬ欲出しは厳禁ですよ!