なんということでしょう...豪ドル円は見事なまでの上昇トレンド
円安は先週レベルでしたが、今週は「豪ドル」自体が強くなっておりました。
「米ドル」の上昇が一服したところで、今度は「豪ドル」が強くなってきたという始末。今のところは 99円 という抵抗帯を前に返されては下で停滞しているといった流れとなっておりますが、果たしてここから100円を目指すのか、一昨年前の通り一気に大下落して89円を付けてくるのか...
それでは改めて相場の流れを見てみましょう。
週明け早々の安値からは一切下がらずダウを切り上げながら上昇してきた豪ドル円。
週半ばからは少し上値が重い値動きを見せておりますが、一旦の押し目のための下落、そしてそこでエネルギーを貯めたうえで抵抗帯の突破を試みる、週明けからの流れはそんな感じになるのではないでしょうか?
「買い」の目線が正解ですが、引けにかけては一旦ダウの否定をして下げてきております。また「売り」であるならば99円をバックに、突破失敗をチャート上で見届けたところで「売る」のが正解かもしれません。
RSIが30~40%付近に来て、かつMACD線、シグナル線共にゼロラインより下で推移しつつ、MACD線がゴールデンクロスを見せたところで「買い」エントリーというのが手堅いと思いますが、そこまで下がる程、「買い」の勢いは弱くないため、20日移動平均線の上に下へ潜っていたローソク足が実態線で出た段階で買っていくというのもありかもしれませんね。
いずれにせよ「米ドル円」は下がらず高値停滞...そして日銀かよぉ...による暴騰懸念、「豪ドル」自体は各国の株価が絶好調で買われ、中国の株売りは許さんぞ政策による謎上げ、更には米国のインフレ上振れ期待、オーストラリアは利上げるかお悩み中等々、かなり有利な状況となっております。
それでは当の「豪ドル米ドル」の方はどうなっているのか?
「米ドル」の強さが一旦一服しているのに対して、「豪ドル」自体が盛り返してきております。基本的にはレンジ相場ですが、先週よりは一段階上のレンジ帯に移行している次第です。
買われ過ぎれば売りも出るため、RSIの値が一時間足のチャートで70%付近に来ているのであれば「売る」というトレードで全然対応できるかと思います。利確位置についても45%付近まで落ちたところくらいで十分といった具合です。
今の「米ドル円」よりは素直な流れであるため、狙いやすいのがドルストレートですが、「豪ドル円」はあくまでクロス円、あまりに「円売り」が激しいため、そろそろ円についても「買い戻し」が出てくるといった領域に差し掛かります。直近の値動きは上目線であっても急落による高値掴みのパターンもありそうなことも事実。
今からのトレードは上目線よりも、下目線をメインにしておいた方が無難かもしれませんが、すぐにでも下がるかと言えばそんな環境でもありません。
二年前の夏、1豪ドル 99円を瞬間的につけた後、下がりまくって87円という展開があり、その下がる途中でオッサンが97.3円というクソポジを買った挙句、そのまま含み損を抱えて一年耐え、戻ってきたところを95円にて損切りした後に今のコレですから...もうね
こんな高値圏で買いたくねぇーーーっ!!
99円では売りてぇーーーっ!!
しかし日銀という悪夢が存在する以上
売れねぇーーーっ!!!
オッサンはこっちの通貨ペアでトレードするより「米ドル円」のド短期トレードが性に合っているため、しばらく眺めるだけの相場になりそうです。
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