XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

2023年 妄想0096 豪ドル円値動き確認 12月18日(月)~12月22日(金) まで

「米ドル円」相場が下がり始めている一方で、実は徐々に強さを増している「豪ドル円」。

ほとんどのトレーダーは「売り」目線ではあるものの、底値は恐ろしく堅くなってしまっているのが現状です。

今週のチャートを見ると分かりますが、週明けが最安値だった以降、安値更新はしておらず、昇り調子のまま、調整局面程度の下げで週の引けを迎えている次第です。

改めて豪ドル円の流れを追ってみましょう。

米国の経済指標が軒並み弱体化していたことからも本格的に「米ドル」売りの流れとなり始めていることから相対的に「豪ドル」が上昇してきております。その背景としては米国「利下げ」、欧州「利下げ」観測が共に視野に入ってきたことに伴う各国の株価お祭り上昇(ただし、中国は除く)による「豪ドル」が優位になる環境下にあるためです。とはいえ来週はクリマス休暇の時期にあたるため、今年の相場はもうそこまで大きく動くことも無いかもしれません。

さて、このまま「豪ドル円」が一本調子で上昇するかといえばそれはまずあり得ません。株がお祭り上げになっているということは、裏を返せばそのうちクラッシュが来るという懸念があるためです。

「利下げ」に走るのはインフレ抑制が出来たからというよりは、むしろ金融引き締めし過ぎて景気が悪くなってきてしまっているということに端を発しているに過ぎません。米国経済はそこまで酷くはなっていませんが、欧州に限ればそれはもうアカーーン領域になっております。となるとお祭り上げは何かきっかけがあれば瓦解し激烈売りに走る急展開に発展する恐れが非常に高いのです。それがいわゆるクラッシュであり、そうなると「豪ドル」自体は阿鼻叫喚の下げ地獄となってしまうわけです。

そのため、しばらくは高値圏推移はするものの、こちらについてもいずれ大下落してくる恐れが付きまとっていることを忘れてはいけません。

「日本円」が強いわけではないため、今は「豪ドル円」相場は高値であるものの豪ドル自体の大暴落展開ともなれば「豪ドル円」は一気に70円付近にまで落ちてしまうことも考えられるのです。しかし、これは株価と同じで激烈落ちしたあとの底値付近で買えば以降必ず上がってくるため、そここそが「買い」エントリーの狙い目となってくるものと思われます。ただし、暴落時の底値が何処になるかまでは分からないため、反発とレンジ形成の様子を見つつ入るのが得策でしょう。とはい言うものの停滞後、更に激烈落ちすることもよくあるため大暴落発生直後にすぐ飛びついて「買い」エントリーしてしまことは自〇行為に等しいと覚えておくと良いでしょう。

 

さて、話が大分反れましたが、今週の「豪ドル米ドル」の流れも見てみましょう。

一旦下がるような動きを週始めに見せたものの、以降は緩やかに上昇トレンドを形成しております。「米ドル」が弱体化しているのですから当然相対的に「豪ドル」が上がります。とはいえ「豪ドル」は普段に比べてもまだ「売られ過ぎ状態」であることから「売り」のトレンドを見るのは少し難しいかと思います。基本的にこちらについては上目線、株のクラッシュがきたら一時的に下目線、落ちきったら「買い」もありですが、こちらの通貨ペアは如何せん「買い」はマイナススワップとなってしまうことからも長期保持はなかなか痛いかもしれません。とはいえ「米ドル」のマイナススワップに比べれば微々たるものですからスイングトレードもアリと言えばアリかもしれませんね。

 

といった状況からもわかるように今しばらくは「豪ドル円」の売りエントリーは控えておいた方が良いかと思います。一定の節目価格帯に差し掛かると利確による下落は出ますので短期でその節目付近でショートするということも出来なくはないかもしれませんが、下落トレンドを期待するのはまだ早い段階だと言わざるを得ません。

ただし、年始早々の株クラッシュがあると「買い」ポジはやられてしまうかもしれませんので、ポジション整理は来週中に行っておいた方が良いとオッサンは考えます。

【参加ブロググループ一覧】