今週の米ドル円記事であらかたしゃべってしまったため今更なことですが、日銀のクソ発言によって「円売り」が加速したことで、クロス円側もつられて上昇しただけというなんともモニョりそうな一週間の相場でした。
基本的には下落目線であるものの、今後の腐れ外道及び、アンデッドの発言、日銀金融政策方針次第では再び上昇トレンドとなるのかもしれません。
それでは今週の値動きを見てみましょう。
もはや今更ですが、地味に底堅い値動きは見せていたものの上値も重く、これ以上の上昇は望めないだろうと「売り」が出ていたところへ
日銀発言
その結果、再び97円台に返り咲いたという始末です。
週の引けにかけては買われ過ぎ路線であり、ここから一旦は押し目を付けてくるとは思いますが、日銀ガイコツの発言の兼ね合いから「円が激弱」であり、素直に下がらなくなってきたためボラも少ないレンジ相場となるかもしれません。
豪ドル米ドル側の値動きを見てみれば、「米ドル」の若干の弱体化からほんのり上昇したかに見えて、オーストラリア経済が強いわけでもないため上値も重いまま、今後の指標が悪ければ更に崩れそうな状況下でさえあります。
買われれば売られ、売られ過ぎたら買われといったいつものレンジ相場のままですので「豪ドル円」の変動に支配的なのはやはり「円」の弱さが如何程かに留まります。
再び「豪ドル円」の話に戻りますが、「豪ドル」自体が強いわけではないため上がりも限定的、「円」だけがぶっちぎりでクソザコ通貨と化していることによる上昇がどの程度まで行くかは皆目見当もつきません。
日銀がまともな金融政策に舵を切るだろうと市場が期待したところにアレですから、数年の間はもうアカンままかもしれません。
さて、豪ドル円チャート週足レベルでは高値、安値を切り下げているため下降トレンドの継続のままとなっております。しかしオーストラアの指標やCPIの発表があるまではレンジ相場になる程度かもしれません。
こちらの通貨ペアは様々な要因に振り回されやすいので、トレンドを狙ったトレードには今は向かないかと思います。
高くなってきたら「売る」、安値付近に来たら「買う」、どちらかと言えば「売り」目線という程度の見方で基本は良いんじゃないでしょうか?
トレードする通貨としては少し「?」が付く状態だとオッサンは考えている次第です。
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