155円突破したら為替介入してくるんじゃないかと思っていた時期が、
俺にもありました...
金曜の夜に156円台を確認して寝た後、次の日の朝起きたら158円台半ば
あるぇ~~~????
土曜日の朝、思考がついていかなくて一瞬、寝る前もこの価格帯だったか??
となったのは言うまでもありません。
それで今週の値動きを追ってみましょう。
今週は最大のイベント、日銀金融政策決定会合の開催がありました。
会合前はいろいろな思惑と為替介入警戒により大きく相場が動くこともありませんでしたが、政策金利発表と会合後の日銀総裁の記者会見が実施されると大きく動き出しました。
市場は適切な利上げや、今まで行ってきた自国債の買い付け量を減らし、金融の正常化に関する言及、発表があると期待していたのですが....
結果は
金融緩和は永遠に不滅です!!
国債の買い付けは量など減らしません!!!
日銀会合参加者は全員一致で賛成です!!!!
そして
記者会見の際に、「今の円安と物価高についてどう思っているのか?」と問われれば、
「大丈夫だ、問題ない...」
まさかのこんなの大した事ねぇよ、そもそも問題でもねぇよ発言。
これら円安容認発言の報道を受けた結果、
円激売り事案発生
たった一日、いや、およそ12時間程度の間に3.5円も米ドル円相場が暴騰する結果となりました。
流石に物価の安定をさせるべき機関が、全然問題ねぇ発言すれば、じゃあ売ってもええんやな、何もしてくる気配もないから、更に「円」を売るべさぁとなるのも至極当然。
この会合の前日には、FRBのイエレンさんに為替介入したら許さんぞ?と釘を刺されていたためか、こんな投機的異常な状態にも関わらず神田暴威は沈黙状態。
もうテクニカルもクソもありません。このファンダメンタルだけで言えば上昇トレンド継続、およそアメリカ側の利下げが始まらない限り続くものと思われます。
更なる物価高騰により日本国民の生活は益々苦しくなっていくものと予想されることに対して、諸外国のインフレ問題に比べれば大した事ねぇよと日銀総裁が言うわけですから絶望的です。
おのれ
ガイコツ
許さん!!!!
確かに日銀ガイコツの考え方も分かりますが、物には言い方があります。
勉強のできる馬鹿というのはとかく人間の心理というものを理解せず発言する場面が多々目立ちます。
聞き捨てならない発言!!!
を平気でしてしまったのが今回の会合における最大の失敗だとオッサンは考えます。
とはいえ、米国経済指標は強いように装っているだけで足元はガタガタであり、毎度のことながら翌月に指標結果を下方修正させることを繰り返しおります。その結果、「米ドル」そのものについては昨年全盛期と比べればかなり低い状態です。
にもかかわらず前年度以上に米ドル円の暴騰というのはひとえに「円」のクソザコ化が止まらないといった
やめられない、止まらない~
カ○ビー かっぱえび○ん♪状態
によるものです。
さて、160円突破も時間の問題ですが、どこまで円安が進むかはもはやワカリマセン。
160円を突破したら上は真空状態。天元突破すれば年末200円ということもありますが、米国の大統領選11月の結果次第で状況が大きく覆ることもあるかもしれません。
トランプ大統領、はやくなんとかしてくれぇ~~!!
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