「戻り売り」をかけられる猛者だけが勝てる相場
地獄のマイナススワップラーしか勝てぬこの相場、ショート入れて踏み上げられれば年末恒例の数日分まとめてスワップの洗礼を受けるという恐怖に打ち勝ちエントリーできたものだけが生き残れる...
当のオッサンは爆損王のアレを見ているため、怖くて「売り」が出来ないのは以前から言っている通りですが、こんな相場でも「戻りの上昇」はあるので指値で3~5pips程度で利確するといった極小「買い」ポジを入れてはゴソゴソ取引をしておりました。
さて、改めて今週の「米ドル円」の値動きを見てみましょう。
先週高値から今週も最高値を切り下げてはおりますが、底値はなんと切り上げております。今回の下落の流れはクリスマス休暇、及び年末前の手仕舞いによる各種利確、ポジション整理・調整、米国自体の景気の先行きと本格的に実施が視野に入ってきた「利下げ」を踏まえた「米ドル」自体の「売り」によるものであり、一部上昇した局面は例のガイコツのチャレンジング発言に騙された海外勢「怒りの円売り」によるものでした。これらの「円売り」も「米ドル」売りに押され相場自体は全戻しに近い流れとなっております。
結局のところ、各勢力の思惑に従って値動きをしていただけで懸念事項はまだ実施されたわけでもなく下がってくれば当然「買いスワップ」目的の投資家による「買い」もあります。それに伴う形で底値については少し硬めといった程度の話です。
来週は機関投資家もクリスマス休暇真っ只中になってくることから、相場自体は個人トレードによる微々たる値動きしかしないものと思われます。今の流れが年明けも続くかどうかはわかりませんが見た目「円高」相場は「米ドル円」に限ってはそういう流れになるものと考えられます。しかしながらクロス円通貨ペアについては下がるどころか上昇している面もあることからも、決して「日本円」が強くなってきたわけではありません。「日本円」の値動きについてはド腐れ日銀とガイコツのさじ加減ひとつで決まってきますから年明け初めの日銀会合での発言をまたしても注視しおかなければならないでしょう。今週のガイコツの発言は結局「マイナス金利を今解除するわけがないだるるぉぅ?」であり「金融緩和は永遠に不滅です!」再宣言、みんなの給料が上がって景気が良くなったら解除だぁ~の姿勢そのままでしたので一部の識者が見ているような「1月マイナス金利解除」はあり得ないとオッサンは見ております。
しかしながら、「米ドル」は大下落こそしないものの市場は「売り」目線であることらも今後上昇するとしたら「円の投げ売り」ぐらいでしかないため、
引き続き
戻り売り
作戦で問題ないかと思います。米国の指標が発表される度にレンジ圏を下に落としていくといった流れになることはほぼ確定事項ですので、結局はガイコツが変なことを言って「円投げ売り」急騰にさえ注意していれば、米ドル円は「売り」目線で良いと思います。ただ、先にも言いました通りたま~にある踏み上げ上昇に巻き込まれるとスワップ爆損を喰らわされる羽目になりますので、これについてはマイナススワップラー刃の戦い方を研究しておく必要があるでしょう。
これは裏を返せば「買い」ポジスイングトレードは超危険という話でもあります。
普段に比べると超高値圏であることはご存知の通り、下手すると30年戻らぬ相場となることもあり得ます。「買い」についてはレバレッジを1~2倍程度に抑え、ほぼ現物取引にしておいた方が爆損率は下がると思います。とはいえ今の日本の国力からすると近い将来再び相場が今のようになることも考えられますので、亡国論を信じるのであれば「買い」の長期ホールドも底値圏付近ではアリなのかも?
しかし底値が何処になるかわからないため、トレードとしては非現実的ですね。
次週でこの妄想話も今年最後となります。残り僅か爆損しないようお互いガンバってイきましょう!
アヒーーーーーッ!!!
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