アレ？先日、自分が持ってたクソポジってクソポジじゃなかったの？？？
などといった感情に陥らされた今週の豪ドル円相場。
見事なまでに綺麗な上昇トレンドを形成しております。先週までレンジ相場だったのですが、こちらの通貨ペアも「大地の力」により上へとレンジブレイクした形となります。
また大地の力以外に、米国の景気後退がいよいよ白日の下にさらされてきたため「米ドル」売りが走り、米利上げ観測後退、その真逆にいる利上げの可能性が高い「豪ドル」側に買いが入る、更には米利上げ観測が後退したことが株価上昇を誘発、当然「豪ドル」買い、エネルギー資源高騰の恐れ、特に今回は天然ガスがやり玉に挙がっていることもあり「豪ドル」に買い、中国経済は崩壊寸前なのになぜか改善していることになっていることから「豪ドル」買い．．．うん？ナンダコレ？？？
あんなに弱々しかった豪ドルちゃんがまさかの大復活を遂げた一週間となった次第です。
それでは改めまして豪ドル円相場を眺めてみましょう。
「この節穴のリ○ク、このような流れになるなどとは全く読めていなかった！！」
週始めの価格がまさかの最安値であり、そこより上へと伸びていくとは先週の妄想段階では思いもしませんでした。日銀が円安対策をしていよいよ相場も反転してくるのかな～と淡い期待もしていましたが、これはマジでアカン。
こんな展開になるくらいならロングを仕込めば良かったと思ってもそれは結果論でしかありません。仮に日銀が適切な策を講じてきていたら一気に落ちる展開もあったため、流石に会合前にロングは打てなかったオッサン。
チャートの流れ的には上昇トレンドになりそうであると考えてはいたのですが、昨年のクソ高値圏で持った「買い」のハイパークソポジの一件のこともあり様子見。相場的にはショート打ちたいとも考えてはいましたが、この状況は確実にヤバいと思って控えていたことは今回功を奏しました。今年の最高値、オッサンが悶絶していた６月くらいの高値を現段階ではまだ超えてはいませんが、これはひょっとすると100円を目指す展開になるのか？とも考えられます。しかし、全世界景気後退懸念がいよいよ燻り始めてもいるため、この高値もまた一時的ではないかとオッサンは妄想しております。
まっ、全く当てにならんけどな！
チャートの流れとテクニカル的に見れば一旦の押しが入ってくる段階に差し掛かっているため、その押し目の下がり具合を見て今後どうトレードするかは考えたいところですね。
さて、基本となる豪ドル米ドルについては冒頭でも述べました通り、「米ドル」が弱体化したことによる「豪ドル」の巻き返しと、買われる条件が各種取り揃ったことで上側にレンジ抜けしたかたちをとっております。
一つ上のレンジに移行した形となるため、今度の上値がどの付近に落ち着くかを観察していく必要があるものと考えられます。
そこがハッキリしたら次は下値という形で一旦の様子見をしたいところです。米ドルの弱体化具合が何処まで行くのかが今後のカギとなってくることでしょう。
週終わりにかけて各国の株価が堅調に伸びたことで「豪ドル」が買われたわけですが、景気後退した後に「悪化」という段階に差し掛かるのであれば売られまくる展開も出てくるわけですので、高値ロングだけは注意したいところです。
「豪ドル円」として見ていく場合、現段階では「円相場」が今後どう動くかによる判断に左右されるものと思われますので、引き続き日銀や政府の方針について注視しておく必要があるでしょう。あっちについてはいつまでもクソザコ通貨で居るつもりもなさそうですよ？
ただし、海外勢から見て日本は投資対象外の国として把握され始めていますので、実際のところどうなるかは何とも言えません．．．
嗚呼、ショートしたいなぁ～～
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