XXL Loss Case BooK 大爆損

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2023年 妄想0046 豪ドル円値動き確認 6月26日(月)~6月30日(金) まで

中国の景気は微塵も良くなく、米国を除いた全世界景気後退局面と相まって「豪ドル」には非常に厳しい状況。週足レベルではあまり上昇を見せるでもなく、今週高値は先週高値位置からは程遠いレベルとなり、安値も切り下げたことから、チャート上では週足レベルの上昇トレンドはここに来て一旦否定されたことになります。よって、いよいよ下落トレンド入りになるのでは?と思われるような値動きとなって参りました。チャートの絵面的には高値切り下げ、安値ほぼ同一付近といった三角持ち合いの下抜けパターンの様相を呈してきております。

では改めて今週の豪ドル円の値動きを確認してみましょう。

週半ばに発表のあったインフレ関連の指標結果が前年度比で大幅に改善されていたことを受け、これ以上の利上げは期待できないと市場参加者が判断してか指標後の値動きでは「売り」が先行しておりました。

ただクソザコ通貨となっている「日本円」のおかげで対円レベルでは大した下げ幅とはなっておりません。95円付近はショートの利確位置、及び買戻しの基準ラインとして機能しているのか、そこまで落ちた後は今週高値の96.5円を目指した戻りの上昇を見せております。またMACDの流れだけで見れば週後半はやはり「買い」優先で動いていたようにも見て取れます。しかしながら、その戻り値幅はこの短期足の下落トレンドを覆す程強いものとなるとも考え難く、週明けの豪ドル円相場は、戻り「売り」相場になるのではないかと推測します。

それと併せて豪ドル米ドルの値動きも確認しておきますと、

「米ドル」が若干盛り返してきたものの、「豪ドル」もそこまで弱くなり過ぎたというわけではないため下落してはいるもののそこまでの変化はしておりません。また、「米ドル」自体が強いのかと言えば以前程ではなく互いに若干弱まっている状況でしかないため、今のところは通貨強弱差による大幅な下落トレンドになるとは考えにくいのです。週明けからこちらも「戻り売り」相場となるのでは?と考えられますが、オーストラリアが早期インフレ改善する?と市場が判断し、好感するのであれば「豪ドル」の買戻しが入って一旦の上昇を見せてくる場面もあるかもしれないため、入る場所を考えず単純にショートエントリーをすることだけは控えておいた方が無難かと思います。ショートを打つ際は前回高値付近まで引きつけた上で入るよう心掛けると良いでしょう。

あと、直接的な影響があるかどうかは謎ですが、イギリス経済・国民生活がインフレのせいでガチでヤバイ状況になってきているため、ドイツと併せて本格的にアカーンが発生するようであれば、「豪ドル」投げ売り祭りが開催されるかもしれません。

とりあえずこの世相下での「豪ドル」買いロングエントリーは大爆損の危険性を孕んでいるということを心の片隅に留めておく必要があるとブログ主は警告しておきます。

どっちかというとショートの方が危険性が少ない?...それもまた市場の考え方次第ですかねぇ...

触らぬ豪ドルに爆損無し...あな恐ろしや