XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

2023年 妄想0047 米ドル円値動き確認 7月3日(月)~7月7日(金) まで

ADP雇用統計結果...あれは大概ウソやな....

今週は

「米国の雇用統計がまだまだ強いだなどとその気になっていたお前はとんだお笑いだったぜぇ~」

「地獄に行ってもこんな楽しい爆損ショーは見られないぞぉ~フゥッハッハッハァ...」

雇用統計結果上昇期待をことごとく打ち砕かれた結果

久しぶりにロンガー殺し、週末大下落を見られることになるとは米国経済もいよいよこれまで...なのかなぁ??

さて、改めて今週の値動きを見てみましょう!

145円という数字は昨年の第一回介入域圏内だったということもあり、そこに到達する前に利確に走った勢力も週初めにはいたようです。少なくとも現段階では145円付近は相当の高値圏に属することは間違いないため、ここで「買い」を入れるのはマジ○チくらいだとブログ主は考えており、市場もそういう判断なのか「買い」が積みあがることはありませんでした。重要指標が控えていたため、手仕舞い、様子見していただけかもしれませんが上値は重いままとなった次第です。それについても今月末の日銀定例会で植田氏が何を言うかで今の局面は一変するのかもしれませんが、今週の値動きだけで判断するのであれば週単位の上昇ダウは今週で完全に否定され、そして結果上値も重かったことから「短期」では一旦下落するものと考えられます。この後、日銀に何か動きがあればそのまま下落トレンドに突入するのかもしれません。ただし、週足レベルのチャートで判断すれば今回の上昇波起点から見て、上から下がったとはいえ、現為替値は遥か上空に位置していることからも、金曜の市場引け段階ではまだ絵面的には押し目程度でしかなく、大きなトレンド転換が起こるかどうかは結局のところ日銀の出方次第となるわけです。

米国経済は後退気味とはいえ、非製造業(サービス業系)はまだまだ顕著であり、英国、欧州のような今すぐアカーンレベルでもないため、景気後退のみで米ドル円が125円まで戻るとはいささか考え難い話です。米国が利下げに転じるまではおよそ130円~138円くらいの間を米ドル円相場は推移してくるのではないかと推測します。マイナススワップ爆損戦士の方々はあと数年はこのマイナススワップを払い続ける羽目になりそうではありますが、じゃあここでロングを入れて両建して耐えるかと言えば下がったとはいえ依然として高値圏であることには変わりないため、それもまた現実的ではありませんね。

マイナススワップって本当に恐ろしいですねぇ...

さて、各オシレーターの値からも市場終了時の状況は売られ過ぎ状態であることから、週明けは中立あたりまで一旦の戻りによる上昇が見られるものかと思われます。直近高値を超えないようであれば月終わりの日銀会見まではとにかく「戻り売り」目線で問題ない相場だとブログ主も考えます。上がったら「売る」、もしくは戻りの上昇分を狙う超ド短期の「買い」(5pips~8pips)程度をチマチマ利確作戦が有効な相場だと思います。間違ってもトレンドを期待した「買い」エントリーだけはしないようご注意くださいませ。

しばらくの間はレンジ相場になるのではないかとブログ主は妄想しております。この後の米国消費者物価指数CPIの発表結果が鈍化していれば、そこからガンガンに「売り」を入れるのもアリかもしれません。ただ結果が「0.1%だけ改善」程度であれば「売り」ポジ数を絞るなどしておいた方がインフレ高止まりから来る利上げ期待上昇による爆損マイナススワップの刑ダメージは少なくて済むかもしれません。

重ね重ね言うことですが、指標が悪い結果となっているとはいえ、他所の国より幾分かマシ!この点を忘れずにあまり行き過ぎたヒャッハーはしないよう心がけておきましょう。「ヒャッハー戻り売りだぜぇ~っ!」はあらぬ爆損を生むかもしれませんよ!