XXL Loss Case BooK 大爆損

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2023年 妄想0034 豪ドル円値動き確認 5月15日(月)~5月19日(金) まで

それではいつものように今週の豪ドル円について見ていきましょう。

週半ば以降に発表のあったオーストラリア雇用統計指標はいつもの如く市場予想よりも極悪...しかしながらそれによる下落も単なる押し目程度。

そこから金曜日のNY時間までジワジワと上昇を続け、日本時間金曜から土曜へと変わるタイミングでFRB高官「利上げ打ち止めかなぁ」発言、及びパウ爺のハト派発言から一気にストン落ち...

クロス円の宿命である米ドル円相場に振り回されるといった状態ではありましたが、豪ドル米ドルについてはいつものような激しい下落があったわけでもなく、今週に限ってはいつもより「豪ドル」が強めな週だったようです。

あとはテクニカルのみで確認してみますと、今週は先週の安値、高値ともに更新しており昇りのダウが成立、来週もその否定が入らない限り引き続き上目線の相場なりそうです。とはいえ1時間足チャートのRSI、MACD共にダイバージェンスを見せていることから、週明けの早いうちに一旦は下落相場となりそうではあります。そこで今週安値90.15円を割らずに切り返すようであれば、短期の戻りロングで 92.00円まで狙うというのはアリかもしれません。

全てはここからの「米ドル円」値動き次第と考えられますが、米国の突発ファンダによる瞬間下落が出ようものなら、豪ドル円も併せて暴落してしまうため、来週もロングについては警戒した方が良さそうです。とはいえ「米国の利上げ予想」が後退したことで「米ドル売り」、「株買い」が起こりそうなことからも、「豪ドル」自体が相対的に強くなる可能性も出て参りました。...というのも束の間、中国経済が景気後退どころか極悪であるため、オーストラリア経済はもろに影響を受けそうな状況下でもあり、同時にオーストラリア経済も全世界景気後退の影響を受け軟調であるためか「豪ドル」自体も引き続き伸び悩むものと思われます。

そして現状の豪ドル円相場は先々週付けた高値を未だ越えることが出来ておりません。今週は米ドル円に引っ張られて上昇していた程度の話であることからも、米ドル円が再び大暴落するようであれば豪ドル円もまた豪ドル売りと併せてそれ以上に大暴落する展開が濃厚な気がします。しかし、落ちてくると買い戻す勢力もちらほら居るようですので阿鼻叫喚落ち展開も見えづらいかと思います。

89円くらいに落ちてきたら少しは拾ってもいいかなとブログ主も考えておりますが、米国の銀行破綻問題と債務不履行問題の解決目途が立っていない以上、ロングは低レバを推奨しておきます。大きく張るというのなら「売り」かもしれませんが週またぎの上昇ダウを否定する値動きが出てくるまでは安易なショートは控えた方が無難かと思いますが、いかがでしょうか?