XXL Loss Case BooK 大爆損

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豪ドル円がちょっとだけ上昇?明日はまた下落か??

なんか中東辺りの市場が開いたくらいから豪ドル円が上がってきたので少し取り上げてみたいと思います。

明日は オーストラリア経済重要指標 四半期GDP 消費者物価指数[前年同月比] の発表を日本時間AM 9:30~ を控えているという状態です。

間違いなく極悪な結果となるため、AIによる一斉売りに伴う瞬間大下落は必至ですが、これをテクニカル的に見た場合どうなのか?上の4時間足チャートから読み取ってみましょう。

今回の短期上昇トレンドの波の起点に当たるのは 88.1円付近であり、そこから 既に4円ほど上昇してきていることになります。現状の上値は93円弱となっており、今回もう一度そこを試すことがあれば高値トライはこれで3回目となるわけです。チャート形状的に見れば下値を切り上げている中で上値は抑えられているという状態、つまり三角持ち合いの様相をしたチャート形状ということになります。セオリー通りに見れば、今回上抜け成功すれば高値更新と共に、ブレイクによる上昇、もう一段上の価格帯に相場が移行するという展開が望めるところに居るのですが、如何せん直近に極悪指標結果が待っているということから見ても残念ながら今回の高値トライも失敗に終わると思われます。

また、オシレーターを見てもMACD側はダイバージェンス気味、RSIも直近は下落シグナルを見せて下げてきています。ただ本日夜のNY時間からの取引でどうなるかは分かりませんが、結局のところ米株価の悪化に伴う豪ドル売りの宿命が待っているような気がしてなりません。記事を書いているときの上値は92.08円であり、そこからは少し下落気味な値動きをとっております。

明日、万が一高値を更新すれば話も変わってきますが、経済が米国や欧州と違って極悪状態なオーストラリアの「豪ドル」は再び売られまくるオチしかないような気がしてなりません。

今後の値動きの鍵は 93円台を突破出来るか?にかかっていると言っても過言ではないでしょう。ただし3回失敗するとかなりの確率で失望売りが走るため、明日の指標前後の値動きは要チェックです!