XXL Loss Case BooK 大爆損

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2023年 妄想0009 豪ドル円値動き確認 2月20日(月)~2月24日(金) まで

それでは今週の豪ドル円の値動き、動向を振り返ってみたいと思います。

週明け月曜日に特に窓を開けることもなくチャートは穏やかにスタート。

今週は米国株の値動き、及びアメリカ情勢に動かされた一週間となりました。

週始まりは先週に引き続き上昇を継続、先週の高値である93.08円付近を二度試しに行くも更新ならず、更新失敗後は下落するというよくあるチャートパターンをとっておりました。週途中にオーストラリアの経済指標 「賃金指数」 が発表されるも市場予想より前期比で-0.2%、前年比-0.1%と悪く、その結果に反応したAIの売りによって豪ドル円が瞬間急落させられた場面もありましたが全体の値動きの流れとしての影響は少なく、結局は未だ強すぎる米国経済において、まさかのインフレ再悪化懸念が浮上したことで今以上に強めな金融引き締めをする可能性が出てきたことによる米国株全面安展開によって相場の流れが決められる形となりました。米株安によって「豪ドル」は売られまくり、10年国債金利上昇に伴い「米ドル」が買われまくるというお約束の事態となったわけです。そんなこんなでブログ主も今週は豪ドル円ロングで危うく爆損しかけました。

来週も引き続き「豪ドル」激弱展開が予想され、今週の安値を割り込んで下落する展開もあるのではないかと考えられます。ただ、クロス円の宿命である「米ドル円」が高く上昇しているときはそんなに落ちないということもあるため、ここで「戻り売り」を狙うというのであれば、ドル円押し目をつけるために下げてきたときを狙うくらいでないと値幅はあまり取れないかもしれません。

とはいえ豪ドル米ドルは激烈に下がることほぼ間違いないため、豪ドル円に対して長期の「買い」エントリーを仕込むのは88円以下くらいまで値を下げてきたときくらいで、それまでは短期利確かスキャルピングで小まめな利確を徹底する等しない限り、この局面で「ロング」するのは危ないかもしれません。目線はショート、しかしそこまですぐストン落ちするわけでもないため、常にチャートの値動きを気にしていないと急な逆行に巻き込まれて爆損してしまうかもしれません。

かつて90.5円付近に抵抗帯を持っていたことから、ここを割るほど落ちしまうとなると今回の下落は少し大き目なものになる可能性があると妄想しておきます。

全ては米国のインフレ状態と米国株価の動向によって決まる、そんな相場になっているのが現状の豪ドル円でした。

中国経済の再開はまだかいのぉ~?」

[補足]

上図のインジケーターに今回「ボリンジャーバンド」を表記してあります。ここ最近の豪ドル円は2σのラインに沿って上昇した後の下落は、おおよそ-3σのライン付近まで落ちていくという値動きを繰り返しております。トレードの利確位置を考える際の参考にしてみてください。