XXL Loss Case BooK 大爆損

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2024年 妄想0105 米ドル円値動き確認 1月22日(月)~1月26日(金) まで

今週は日銀金融政策決定会合があったわけですが、お約束通り「今は何もしません!」という具合に金融緩和は継続路線ではあったものの、いつものような過度な円安方向には動きませんでした。

これは一体なぜか?ガイコツ発言の中に前からよく言われていた「賃金の上昇が明確に見えてきたら今の緩和を解除する」というコレの基準となるのが4月の春闘によって給与水準がどうなったか?を判断材料とするという明確な言葉が出てきたことに依ります。

そして昨今の日経平均株価の爆騰による状況を海外勢がどう判断していたかが今回の鍵であり、マイナス金利解除はおそらく4月と考え、今のうちに「円」を買っておくべという動きが出たというわけです。

ではこのまま円高ドル安方向に事が運ぶかと言えば...

早速、今週の米ドル円の値動きを見ていきましょう。

上がっては急降下、でも戻るという何とも珍妙な値動きであり、しかもボラも高いためハイレバトレードなんぞをしていたトレーダーは「売り」「買い」共に刈られたのではないでしょうか?

実のところ、これには日銀会合よりも米国経済指標の結果が大きく影響を及ぼしております。

「景気後退来てるんじゃないのぉ?」とか期待していた個人トレーダーの思惑とは裏腹に、経済激強状態、しかもインフレも地味に鈍化しているといった始末。

コレはソフトランディングも夢じゃないというレベルですね。ただ、実体経済を本当に反映しているのならば...ですが(苦笑

実のところは日銀は思わせぶりな発言をしただけで未だ実際にゼロ金利に戻したわけでもなく、そして米国についても「利下げ」する確率は高めに出ていても実施されたわけではないのです。それ故、為替値価格帯が下がってくれば当然強めの「買い」も入ることになります。流れはそんな感じでしたが先週の最高値を更新したかと言えば、それは未達となりました。もうこれで下落の波につながるのかと油断していたところに金曜日の引けにかけて恐ろしく戻してきて再び148円台に返り咲いたところで市場は引けております。

ここで久しぶりにフィボナッチ・リトレースメントを用いて現状についてテクニカル分析をしておきましょう。

148.7円付近を起点に下降波を形成しております。そして上記チャートを見ていただけると確認できます通り、61.8%ラインの147.92円を意識しまくっていたことが見て取れると思います。ショーターはここが戻り高値だとして「売り」をガンガン入れていたと思いますが、あえなく上へとブレイク。次は148.26円あたりで足踏みするのではないかと推測できます。ここで返されるのであれば下落トレンドも考えられますが、アッサリと抜けてきそうな予感さえします。ただし最終的に起点さえも超えるような上昇を見せた場合、149.96円という価格帯が視野に入ってくることになります。150円には戻してこないだろうと誰しもが考えていましたが上昇が強すぎるとそれが現実のものとなることも考えられるのでここからの値動きには要注意です。週明けからは「売り」をガンガン入れてくる個人トレーダーが出てくることは想像に難くありませんが、投機筋や機関投資家が「買い」でショーター狩をして相場を踏み上げてくるのではないでしょうか?

我らが爆損王の狂人強度も1億パワーを安定的に保っております。狂人の神と互角になる1億2000万パワーを超えるかどうかも注目する点ですが果たして?

とはいえ、今は想像以上に「買い」圧力が強いです。こんな高値圏でどうしてと思うレベルですが、政策金利が高いまましばらく推移しそうという米国経済が本当に「利下げ」に転じるのかどうかで今の価格帯すら「安値」であると見る動きもあるようです。逆に「日本円」は金融緩和をやめるといってもゼロ金利になるだけで、金利が○○%ということになるわけではありません。しかも今の状態ですら日本のインフレ率は低下しています。原材料費が高くなってどれもこれも値上げているのになぜ?と思われる方も多いと思います。

高いから買わない

お金は大事だから無駄遣いしない

将来が不安だからお金を使わない

アメリカ人とはそもそもの消費マインドが違います。これが当たり前なのです。

お金が動かなければ経済は回りません。そして、ほんとんどの人々が最低限必要なもの以外にお金を使う余裕がありません。

また日本が今より衰退することも既に決定事項です。

このことを一人一人少しは考えてみると良いでしょう...

国民が政治に無関心なのを良いことに国を破壊するような行為を散々繰り返し、自分たちは逃げ得をやってきたような政党が大好きな国民性ですから当然といえば、当然の結末です。

然るべき日本人とはどういうものか?話が反れてなんですが、為替差がなぜここまでになってしまったかを改めて考えるべき時が来ているのだとオッサンは思う次第です。

単にコロ助だけの問題ではないですぞ!

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