XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

2023年 妄想0053 米ドル円値動き確認 7月24日(月)~7月28日(金) まで

あ...ありのまま週末起こった事を話すぜ...

日銀 金利据え置き変わらずで相場は上に向かって登っていたと思ったらいつのまにか降りていた…そして気が付くと再び元のところまで登りつめていたんだ 
な… 何を言ってるのか、わからねーと思うが、おれも何がどうしてこうなったかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだ…
投機筋とか機関投資家とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…
もっと恐ろしいFXの片鱗を味わったぜ…

まさに週末金曜日、ポルナ○フ状態!!

アメリカのGDPが市場予想よりも良い結果になるも、各指標結果は良い悪い入り混じったまちまちな状態で一進一退な経済状態が伝わってきたところまでは良かったのですが、その後の市場の焦点は日銀が「YCC修正」をするのかどうかに向かっていきました。そんな矢先のこと、またしてもそこに触れた日経新聞飛ばし記事が流れたのです。

今度は「一部の関係者からは、会合内容の中にYCCについての議論が上がっていた」とする内容でした。つまり今回の会合で出た結論の中に「YCCに関わる部分が弄られた可能性がある」ということを暗に示したとして、ここより市場は一気に「円買い」へと走り、GDP結果好感からの「米ドル円」買い相場が一変、直近安値を掘るほどの下落を見せた展開となりました。

しかし、「いつもの如くどうせ何もしないだろ」とたかをくくっていた個人トレーダー達、

その結果は諸君らが知っている通り、阿鼻叫喚の大爆損地獄へと発展した!

まさにオオカミ中年に騙された哀れな子羊たちのクソポジ損切りロスカットの嵐、しかも「買い」も「売り」も上下全部、往復ビンタというFX史上稀にみるそれは悲惨なものでした。

では改めて今週の相場を見てみましょう。

先週つけた最安値に対しては安値を切り上げています。そして高値については週末の大下落から大暴騰という、まさに逝ってこい値動きを見せたにも関わらず高値の更新はできておりません。つまり週足の流れ的には先々週から見れば、高値を切り下げ、安値を切り上げているといった「三角持ち合い」状態であると言えます。

よって週明けからの値動きが「売り」、「買い」のどちらへ傾くかによって、今後の相場の流れは変化してくるものということになるのではないでしょうか?

 

さて、週末の日銀会見で植田総裁が何を言っていたか、よくわからなかった人のためにここで簡単に説明しておきます。

「YCC修正はやっていないんだ、ただ上限値の許容幅を0.5増やして、10年国債金利が1.0%までは許容するという方針に買い入れのルールを転換しただけさ」

つまり今までは0.5%を超えさせないよう、それ以上に上昇を見せたら国債買って金利を下げ許容範囲にキープしていた一連の行動パターンを今度は1.0%付近までやらないよ~といった内容です。

植田総裁の前の黒爺は、昨年12月にこれまでの「0.5%まで許容」を初めて発言したわけですが、このときの米ドル円は一気に円高方向に進むという値動きをみせていたことは記憶に新しいことかと思います。

今度も当然そうなると「米ドル円」を売った個人トレーダー達、まさかそれがキッカケで大爆損をしでかす羽目になってしまうとは夢にも思わなかったのではないでしょうか?前回と違い、今回は微塵も円高」に動かないどころか、むしろ激しく「円安」に突き進んでしまったというのが週末の値動きの現実となっているのです。

ただ、指標やファンダ関連を無視してチャートスタイルだけで今の相場値動きを観察すれば、瞬間的に変な動きをしていただけで、4時間足以上の長期ローソク足レベルでは未だに「上昇トレンド」が崩れておらず、今回の急落も、単なる押し目程度の下げといった値動きでしかありません。

今回の日銀がとった行動は、ある意味で「1.0%というところまで投機筋だけで国債売りすることは出来ず、金利がそれを上回ることはしばらくありえない状況を作ったのであり、とどのつまり国債買い入れを今までのようにする必要がなくなった」と同意であり、実質的に「撤廃」したのと同じくらいの内容を意味するものであったのです。そして、状況に応じた「買い入れ」も柔軟に対応するという姿勢も崩していないという話でもあります。これは単純に「撤廃する」ということよりも、より賢い手段をとったと言っても良いでしょう。

こればかりは、「凄いぜ!日銀」なのですが、この対応に一部の市場参加者が頭にきた結果、週末ニューヨーク時間からの執拗な「円売り」による米ドル円爆上げ要因の一つに繋がったのではないかとブログ主は妄想しております。

日銀がやったことの凄さを今のAIが理解できるとは到底思えませんが、それに伴い、ここからは頓珍漢な値動きを見せてくるようになるのかもしれませんが、裏を返せば、「指標結果や突発ファンダなど気にするな!」です。チャートの値動きとオシレーターの各状況でそのときの相場を判断した方がこれからのトレードでは賢明であるとブログ主は考える次第です。

それを信じるか、信じないかはあなた次第です!(超適当