XXL Loss Case BooK 大爆損

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2023年 妄想0055 米ドル円値動き確認 7月31日(月)~8月4日(金) まで

今週もまたよくわからない値動きをみせた米ドル円

途中、国債格付け会社フィッチによる米国債格下げ、及びADP雇用統計結果が市場予想よりも良かったなど良し悪しなファンダが飛び交う中、最終日金曜の雇用統計結果は市場予想よりかなり悪い結果を叩き出すなど、いよいよ米国経済に陰りが見えてきたか?と思わせるような一週間でした。

それでは早速、今週の値動きを確認して見ましょう。

ADP雇用統計結果算出した会社、責任者出て来いよ!!

またしても糞指標の神髄を見せつけてきたADP、これ見て「米国経済最強ウェーイ!」して「米ドル円」買いを入れた勢力がどれだけいたかキニナルところです。

まったく当てにならんとはいえ、結果が良ければAI共が反応するため、まぁいろいろありますわな...

結局は週半ばまでは上昇トレンド、米国雇用統計指標が近づくにつれ調整の利確等が入り一旦は下落、そして金曜の雇用統計が悪すぎてストン落ち、後は下落一直線...になるかどうかは正直なところ不明です。例の格付けダウンや、雇用が減ってしまっているという点からもいよいよ景気後退が浮き彫りになってくるのではないかと思われそうな場面ですが、景気後退になってきたとしても今すぐ相場が10円以上下がるわけでもなく、おおよそヨコヨコ値動きがしばらく続くのではないかとブログ主は考えております。

 

話は変わりますが、ド腐れ日銀があろうことか週初めの月曜日一発目から指値オペをしかけ、3000億円程市場にバラ撒くといった行為をしてきたがため、落ち着いていた「米ドル円」が再び上昇するという場面があったことを忘れてはいけません。

ここからはブログ主の妄想レベルですが、ここ最近の為替相場で「米ドル円」の為替値が下がってくるとあわてて円安ドル高方面に傾けるように日銀が動いている風にしか見えない点が多々あるような気がしてなりません。アメリカに何か言われている?のか、はたまた海外現地法人となっている日本企業の収益を少しでも「円」両替時に多くさせるため必要なのか?といった具合に、どこか意図的なものではないかと考えてしまう次第です。

獅子身中の虫とは良く言ったもので、日本国民の本当の敵は内に存在していると言っても過言ではないのかもしれません。

さて話をチャート値動きに限定して一連の流れを見てみると、下がってはいるものの未だに長期足上昇トレンドにおける押し目程度の下げでしかありません。週足レベルでは高値、安値を切り上げており、上昇のダウも成立しております。

米国の信用度が徐々に失墜していくと考えると「米ドル」そのものの価値が落ち始めても良いような場面ですが、チャート、とかくドルインデックスは再び巻き返しつつありるため、安易にトレンド転換が起こると考えるのは控えた方が良いかもしれません。8月は夏枯れ相場であり、価格変動が少ない分、調整の利確や決済による「円買い」の入りやすいタイミングでもあります。それ故、短期下落を見せる場面は普段に比べ多いと思います。その値動きから一気に落ちていくと考えるのは時期尚早。

今月の内は「米ドル円」の上値も重いままとなっていても、来月からは再び「円安」に傾く可能性が無いわけではありません。しかもその原因のほとんどは日銀とみて間違いないでしょう。

ソーラービームを撃つ気がある一方で、その発射基準に相場を押し上げているのも日銀という、まさにナニヤッテンダコレ???

指値オペの回数は減る方向かと見せかけておきながら、その実積極的に仕掛けてくるなど、市場に「日本円」をバラまきつつ、その価値を貶め続けるといった愚行を取り続ける中央銀行

こんなことを続けているようであれば、国際的な通貨信用度が「トルコリラ」レベルになってしまう日が来るのではないかとブログ主は危惧している次第です。