XXL Loss Case BooK 大爆損

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2023年 妄想0049 米ドル円値動き確認 7月10日(月)~7月14日(金) まで

前回の指標結果に比べ、米国消費者物価指数は結構強気な?市場予想値であった 3.1%に対し結果はそれを0.1%下回る 3.0%を記録。いよいよインフレも落ち着いてきたかと思われてか市場は「米ドル」売りに転じ、一方で投機筋がこれまでに貯めまくっていた「円」売りポジションの利確を始めるキッカケとなったことにより、たった一週間で6円近くの大下落を見せた今週の米ドル円相場。

チャート形状もまた見事な下落トレンドを描くも、金曜日の日本時間PM11:00に発表のミシガン大学景況指数はまさかの市場予想を大きく上回る結果を叩き出した結果、この下落の波は一旦ストップすることとなったのです。

それでは詳しくそのチャートの流れを振り返ってみましょう。

オシレーターのRSI、MACD共に見事な下落トレンド時の様相を示しております。

RSIは中立より下で上下、MACDもゼロラインより下で上下していることがチャートより確認できるかと思います。これは下落トレンド時に見せる特有の流れであり、いつものような50%ライン、ゼロラインを挟んで上下する値動きと異なり「売り」が極めて優勢という相場となっていたのが今週の値動きの特徴でした。しかしこの値動きも137.27円付近を底値にした後、そこから直近高値を超える値動きを週末にかけて見せたことからも、それまでの綺麗な下落の値動きはここで一旦止められたことが確認できます。従って、ここからショート利確とロングエントリーの参入に伴う戻り上昇を週明けにかけて見せてくるのではないかとブログ主は考えます。今週の安値を割り込んで下がらない限り、ド短期では戻りの上昇幅を「買い」で狙うというのもトレード的にアリかと思いますが、今週同様に月曜日にちょっとだけ上がってからすぐ下落に転じる動きとなるかもしれないため、あまりここでのロングエントリーはオススメしないでおこうとブログ主は思います。

さて、今週は他にも「日本のYCC(イールドカーブコントロール)」に言及した日銀関係者の発言が出てきており、それに伴ってか7月末の会合時にその修正が来るのではないかと海外勢がヒャッハー気味に修正による更なる大下落を待ち構えておりますが、

そんなの来るわけねぇーだろ!!

海外勢の中に存在する今から「円」を買って大爆益じゃー!!論者たちが、今月末の植田氏のおなじみの緩和継続発言によってガチギレした挙句、嫌がらせ円売りを再び加速させ、その結果米ドル円が瞬間暴騰するといった未来しか見えてこなくて...むせる

話を戻しますが、週末にMACDのゼロラインを下から上へ抜けてきたことからも短期戻りの上昇は見えてきそうな様相を示していますが、およそローソク足チャート1時間足レベルの200日移動平均線を超えるほどの上昇は現状難しいように思えます。YCC修正期待の「円」買い、インフレ懸念後退からくる「米ドル」売り、これらがどの程度出るかによって再び下落トレンドを再開させるか、米国経済好景気維持を好感して「米ドル」買いが入ってくるかは月曜日の欧州市場開場以降の値動きで判断する必要がありそうです。

日本については三連休の最後の日として市場はお休みであるため、アジア市場は中国市場が始まるAM10:30あたりから少し気にしておく必要があるでしょう。

それにつけてもこんな高いところで米ドル円を買いエントリーできる猛者たちのメンタルが凄すぎてブログ主は言葉が出ません。

片やFRB政策金利を利下げに転じるか、日銀がYCCを修正するかしたときは全力で「米ドル円」を全力で売ってやりたいと思いつつもそれは当分先の話でしかないでしょうから、ここからはいっそスキャルパーにでも転身して瞬間荒稼ぎでもしてやろうかと考えるブログ主でした。