XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

2023年 妄想0042 米ドル円値動き確認 6月12日(月)~6月16日(金) まで

案の定、「米ドル円」がここにきて再び上昇。週跨ぎによる高値更新と上昇ダウの継続を肯定。指標は悪化している傾向にあるも、ミシガン消費者信頼感指数も上振れしているなど、単純に景気後退しているとは言えない米国経済。

ここから再び盛り返す可能性を秘めつつ、今週は引けました。

そもそもの話、結局は金曜日の「日銀発言警戒」による押し的下落を挟んでいただけで、いつもの方針が伝わるや否や一気に「円」売りが加速したというある意味お約束な値動きであったとも言えます。

結局は指標どうのよりも「日銀発言」が全てだったわけです。

「円」そのものが弱すぎるために相場を押し上げてしまったという状況でしかありません。昨年の様に異常に米ドルが強いというわけではありません。むしろここからは米ドルよりもユーロ高に傾く方が現実的な流れかと思います。しかしながら、一部の大口や投機筋が流れを逆行させて順張りトレーダーを一掃したり、指標に関係なく相場を上下させたりとある意味為替FXらしい値動きをとっている場面がこのところ散見されます。

あまり変な動きを見せているようであれば、ソーラービームが照射されるかもしれないため、個人投資家としては細目に利確していかないと急な値動きでオワッタァッするかもしれませんので今からは特にご注意ください。

さて一月以上前から言っております現段階でこんなところに相場が居た場合、今後どうなっていくかの話の件ですが、エリオット波動5波としておそらく150円は最低でも目指す展開になると見て間違いないかもしれません。米ドルがさほど強くなくても、今後は「円」が激弱になってくる可能性が濃厚になってしまったからです。日銀の姿勢は一貫して変わらないのに加え、米ドルのインフレ高止まりはすぐ解消されるものではなくなってきてしまっていること、利上げ状態がしばらく続き、それはマイナス金利の円に対してかなりの差であることにより、日本円の需要が国際的に見てどうなのか?です。円に対する信頼感は高いですが、資産運用面では持つ意味が無くなっていること、ギャンブル的に安値で日本円を蓄えて一発逆転という海外投資家もいるとは思いますが、それは一部に限られてくるため大局への影響は軽微でしかありません。

週明けからも引き続き「米ドル円」は上を目指す展開になると思いますが、月曜日は米国市場は休場です。アジア市場や欧州市場で「円」がどうなっていくかが鍵であり、多分「ヒャッハー円は売りだぜぇ!売って売って売りまくれぇ~投機じゃぁ~」勢力が強めに暴れ始め益々の円安が続くものと思われます。

「円安」は日本経済にとってメリットばかりとか言う連中が一定数いるのはご存知かと思います。海外に工場を置き、現地通貨で操業している会社があるとします。現地で稼いだ外貨を日本の本社に送金するときは「円」に両替えます。このとき円高だったら実入りは少ないですが、円安だったとしたら外貨の量は同じでも大量な「円」に替えることができます。これが単純に言うと「円」として儲かる仕組みです。逆に国内でいろいろやっている企業で必要なモノを輸入してゴソゴソしていた場合、製造コストがかさみ「円」の実入りが減ります。これは悪い円安です。農業にしてもそうです。海外から飼料、農薬を買い付けていれば当然出費が増えてしまいます。価格に転嫁しないと運営が立ちいかなくなり製品価格が高騰します。燃料についてもそうでしょう...とまぁ、今のは極端な話ですが立たされた状況によって「円安」は良くも悪くもなるものです。政府や日銀が何処を優遇するつもりなのかは、聡明な方はすぐお分かりになるかと思います。納税をたくさんしてくれる大企業...なんで「円安」を推奨しているか...まぁ、結局はそんなところです。

ですが「日本円」の価値が国際的に見てどうなのかが重要であり、トルコリラ化してしまったらいくらその「円」を稼いでもジンバブエドルでしかありません。数字のマジックを前面に押し出して景気が良いだるるぅおぅう?なんて言うのは良くないとブログ主は考えます。また海外がインフレしているままだと外貨での実入りは減るわけですから何を通貨基軸にした利益なのかも少し考える必要があると思います。

話は変わりますが、某FX大爆損戦士の米ドル円ショートポジの件がより悪化しているのを見るのは大変心苦しい限りです。いい加減、ソーラービームを照射してやってはいかがでしょうかね?