「インフレが収まってきたと判断して売りを入れていたショーター共か．．．」
「いつかはインフレが収まるといいなぁ．．．」（ポウッ．．．シュウウゥゥン
例のＢＧＭ（デデーーーーーンッ）
ショーター共「あぁっ、売りポジが．．．」
「インフレが収まっただなどと、その気になっていたオマエの姿はとんだお笑いだったぜ」(これは芸人に対する最上位の賛辞である)
「地獄に行ってもこんな面白い〇戮ショーは見れないぞぉ．．．」(機関によるショーター狩り)
とまぁ今週はだいたいこんな感じでしたかね（どんな感じだ！
週内に発表されたインフレに関わる指標は「微」好転していただけで、根本のインフレ率は上がりこそしないものの依然として高いまま停滞しているというのが現状です。
銀行を犠牲にしてまでこれだけ急速な利上げをしてきたにも関わらず、高い状態が持続しており、金曜日には「このインフレ率はあと２年そのまま継続する可能性すらある」と年内利下げどころかこのままでいくと長期化する恐れさえあるとFRB関係者が示唆。これを受けてそれまでの「米ドル」売り相場が一変、ＮＹ時間の後半にかけて勢いよく買戻しが入るといった結果、金曜終わりにかけて週内高値を更新、日足レベルで週内における下降トレンド継続を完全否定、短期上昇トレンドへ相場が転換したことを確認したところで今週の米ドル円為替相場は終了を迎えました。
さて、大分前のことになりますが当ブログの妄想記事内でも触れました「債務上限問題」がここに来て浮上。仮に今ねじれ状態の議会でこの問題が解決(債務上限を引き上げる法案の可決)されなかった場合、６月１日を持って現段階の債務上限まで到達、以降は債務不履行によるデフォルトが発生してしまうといった恐れがあるという話です。詳しい内容はＮＨＫの記事に書かれておりましたので参考記事として下記にそのリンクを貼っておきます。
米国がデフォルトしてしまった場合、「米ドル」は大暴落、「日本円」は急騰と、今現在マイナススワップで喘いでいるショーターの皆さんが一気に助かるという展開になるわけです。とはいえ、そんなことになれば世界大恐慌へと発展しかねないため、ショーター云々という次元の話どころか世界経済がヤバくなるわけで、流石になんとかするとは思いますが果てさてどうなることやら．．．
参考記事
www3.nhk.or.jpより引用
テクニカル面だけで言えば、日足レベルは上昇トレンドへと一旦転換、しかし先週の安値こそギリギリで切り上げたものの高値については全く更新できておらず、週足レベルではトレンド転換したとは言い難い状態(まだまだ下目線)です。週明けはまず押し目をつけて一旦は下がると思いますが、その押しが直近の上昇波の起点(133.76円)を割らずに再び上昇して切り返してくるようであれば、そこから短期ロングを見ることは十分出来るかもしれません。
それとは別にインフレの継続を示唆したことで、すぐ利下げには転じないということがここでハッキリとしたため、再び「米ドル」を保有しても良いだろうと「買い」が入ることは想像に難くないと思います。しかしながら間近にデフォルト懸念がある以上、喫緊の問題解決？が万が一にも不成立となれば、「投げ売り」展開による暴落も十分考えられるわけです。そういう意味では６月になる一週手前あたりからは手仕舞いによる「米ドル」売りが出ることはほぼ間違いないかと思います。故に高値更新についても引き続き上値が重いままと考えるのが妥当でしょう。これ以降はファンダによって急騰、急落が発生する相場となる恐れがあるため、突っ込んだ売り買いは控えることと、利確、損切は普段よりも早めにしておくことが得策だと思います。大統領選挙も間近に控えておりますし、しばらくはアメリカ情勢に振り回される金融市場といった具合になるとブログ主は考えております。今週の状況から見ても、週明けからは今までのように安易に「戻り売り」相場だと判断するのは軽率かもしれません。
ここからはあくまで妄想の域を出ない話ですが、国の借金で破綻することはないというのは、まぁいくらでも紙幣擦れる権限があるのだからそうかもしれません。ただ、対外的には通貨価値が暴落するわけで、某ジンバブエドルや某リラのような糞展開も十分あり得る話であり、借金で国内景気を回し続けていく施策を国が延々と続けていくことはほぼ不可能だとブログ主は考えております。米国は将来的に考えるとかなりヤバ～イこと(債務上限引き上げ過ぎ問題)を今までずっとやり続けてきたようにしか見えません。未来でこの膨れ上がった爆弾は一体どうなるのでしょうねぇ．．．
「米ドル」最強伝説、から～～の～（ry
