XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

2023年 妄想0021 米ドル円値動き確認 3月27日(月)~3月31日(金) まで

今週の米ドルは先週引けからの動きに伴い、週明けは一旦上昇するも、その時点の上値抵抗帯であった 131.6円付近で一旦は下に返されて下落したもののWボトム形成、その結果、返された抵抗帯の突破に成功、その後は金曜日の手前まで次の抵抗帯となる133円付近の突破を試みる値動きをとりました。しかしながら、二度ほど突破をトライするも全て133円の抵抗帯より下に返されていることからも現段階ではそこより上では上値が重たいのかもしれません。

とはいえ先週に比べると明らかに週内の高値安値が切り上がっていることから、先週までの下落の流れはここで一旦ストップしたと考えて良いでしょう。よって週明け初めの値動きとしては133円抵抗帯の突破3回目を試みる路線が濃厚かと思います。これで再び下へ返されてしまうようであると短期下落となり、週半ばにかけて今週安値付近まで下がってくる値動きをとるかもしれません。下落しても移動平均線90日線や200日線で上に返されるようであれば、引き続き戻り売りのロング目線をすることも可能かと思います。ただ流れによってはレンジ相場となる可能性もあることから利確・決済位置についてはあまり欲張らない方が無難かもしれません。

アメリカのインフレはほぼ間違いなくピークアウトしているというのは今週の指標結果からも見て取れると思います。その結果を受け、FRBとしては今年中の利下げは考えていないにせよ、「利上げ」については今年中あと一回するかどうかという考えに変わった旨が報じられました。そのことを受けて米国株式市場ではリスクオンとなったのか株価は好調に推移。イイ感じと思っていた矢先、週末の欧州のインフレ関連の指標結果が悪く、欧州のインフレがまだ全然収まってないという一報が伝わると欧州勢のリスクオフ姿勢が再び強まり、金曜日日本時間夕方からは米ドル円もその高値から一旦下落するという展開で幕を閉じました。

今後の値動き動向にこの欧州インフレ状況が影響を及ぼしてくる相場となる可能性が高いことが考えられます。これ系の時というのは、日本時間はドルが買われ、欧州時間が始まると「売り」が走るといった昼夜乱高下相場となってくることが多いため、トレンドを期待したロングは今の段階ではしない方が無難です。またショートにつていもそのときの相場上最高値付近で入るようにしておかないとポジションが捕まってしまうかもしれません。

今の「円」は外国勢にとってキャリートレード用通貨として大人気ではあるものの、利幅の伸びしろが各通貨そろそろ頭打ちなことからも、どこかのタイミングで再び「円売り」路線となり米ドル円高騰という展開もあるかもしれません。ただ、それは昨年のような「米ドル」が強くなってということではなく「円」が激弱となった結果、相対的に上昇するといった相場となることが予想されます。

去年のような米ドル一強ということは考えられず、「米ドル」そのものも下落してくることが濃厚であることから150円を目指すなどといったことは無いかと思われます。

安易なロングも危険、ショートも入り方を間違えればスワップ爆損の刑に処せられるなど、なかなかに難しい相場なのかもしれませんね。