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オシレーター活用術002 ファンダによる急上昇後「売り」を入れるタイミング

ファンダ要因などで急上昇した相場は必ずどこかで一旦天井をつけます。

そして次の上昇をするためにも、そこから「押し目」を付けてある程度下落するものです。

以前に、相場上で天井高値を予想することは基本的に不可能と言いましたが、ファンダによって急上昇した場合についてはオシレーターを活用することである程度の予想ができ、かつほぼ確実に利益を出せる「売り」エントリーポイントとなるため、今回はそのポイントの見つけ方について解説してみよう思います。

まず第一に確認することは、RSIが買われ過ぎ水準である70%を超えていること。それが80%以上であれば尚良いです。そこからチャートを注視します。

続いて、MACD線がシグナル線を上から下へ横切ったのを確認します。この段階ではまだローソク足チャート側は上昇を続けているのが図上で確認できますね?

MACDに関しては相場側に反映が来るのは少し遅れてからということは以前話したかと思います。よって「売り」シグナルはこれより遅れて、いずれ現れることになるのです。

そして最後にRSIがダイバージェンスを起こすタイミングを確認、その付近にてローソク足チャートが「陰線」を付けて次へ移るのを見計らった後に「売り」をエントリーです。いつもの如く100%そうなるとは限りませんが、80%くらいの確率でそこから一気に下落していくパターンとなります。

エントリー後の利確ポイントとしては、移動平均線の90日線に触るほどまで下落する素ぶりを見せているのであれば、その上に接触したら利確。

下落途中で反転上昇し、移動平均線20日線に下から接触後、跳ね返らず上に抜けてしまったらそこで利確。

また、おおよそ 20pips程度は必ず落ちるのでそこで欲張らず利確するといった感じで利確しさえすれば、通常時よりは簡単に利益を出せるかと思います。

頻繁にファンダ急上昇があるわけではないため、そういった相場に遭遇できるかはその人の運次第かもしれませんね。

その後の値動きをチャート上で眺め続けるのが一番良いのですが、出来ない場合の方が多いと思います。そういったときは建値を逆指値にしておき、利確ポイントに指値を置いておけば、土日またぎでもない限りよっぽど損することは無いかと思います。