XXL Loss Case BooK 大爆損

FX超初心者から慣れ立ての人向けの注意喚起と稼ぐ極意を紹介するブログです

2023年 妄想0006 米ドル円値動き確認 2月06日(月)~2月10日(金) まで

週最後の金曜日に「新日銀総裁発表サプライズ」があったため米ドル円は一時急落・急騰をし、1円近くの値幅で上下に激しく動いた瞬間もありましたが1時間足レベルで改めてチャートを眺めてみると、相場上でそこまでの影響があったようにも見えません。

先週金曜日の非製造業側雇用統計結果を受けてドル円が急騰、それは週明け月曜日に更に上窓を開けてスタートさせるといったところまで影響を及ぼす結果となりました。月曜日の間は上昇を続け、その後は一旦の下落をしていくといったいつもの流れをとっております。こういったファンダで急騰した場合、一旦天井をつけた後、高確率で下落するというまさにオシレーター活用術002で紹介したようなチャート値動きをしていることが確認できると思います。ただ、今回のエントリータイミングはNY時間PM11:00過ぎと、人によってはもう寝ている時間でもあるため、あまりその恩恵が無かったかもしれません。かくいうブログ主も睡眠優先のナマモノなので当然見送っております。

チャートとオシレーター上では教科書のように綺麗なダイバージェンスを発生させて下落に転じております。それ以降の値動きはフィボナッチ23.6%のライン、50%のライン間を行ったり来たりしているような値動きでしかありません。日銀新総裁報道の瞬間、50%ラインを割り、一気に61.8%すら突き抜けて129円台に突入する場面もありましたが、欧州時間に入ると買戻しも入りほぼ影響がないレベルまで相場が持ち直しております。長期目線で言えば、次の上昇のための押し目程度の下落といったところでしょう。火曜日に消費者物価指数CPIの発表が控えていることもあり、週明けはポジション調整の売りも入ることが考えられ、上値も重くなり、状況によっては更に下落するような値動きになるとも考えられます。その後の流れはやはりCPIの結果次第と言わざるを得ません。今後の値動きとして注意するのは引き続きフィボナッチの23.6%ラインを上抜けして上昇できるか、更に月曜に着けた高値を更新できるかという点です。下値も底堅いため、RSI30%以下まで落ちてきたら「買い」、80%近くまで上昇していたら「売り」でエントリーすれば手堅いトレードが出来るのではないでしょうか?

とはいえ、いずれも短期トレード推奨です。

現段階ではどちらに行くとも言い難い状況ですが、「物」のインフレが収まりつつあるという点からも市場予想よりCPI値は少し低い値が出るものと妄想しております。

大局的には、日銀新総裁は「金融緩和路線の人」で将来的には円安方向へ、米ドル側は引き締めは続けはするものの、これまでのような過度なものではない以上、昨年のようなところまで今後円安が進むとは考えにくい状況だと思います。かと言ってすぐ円高に転じるでもないわけですから、現状の価格帯の米ドル円が今年いっぱいしばらく続くのではないかと思われます。