XXL Loss Case BooK 大爆損

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2023年 妄想0029 豪ドル円値動き確認 4月24日(月)~4月28日(金) まで

今週末金曜日の米ドル円暴騰に伴い、軒並みクロス円も上昇する形となりました。

ユーロ円やポンド円等は物凄い上げ幅を見せるも、唯一「豪ドル円」だけは弱めの上昇でしかありません。週足レベルで短期上昇ダウを続けてきてはいましたが、ここで遂にそれも終了。高値、安値共に更新ならず~といった状態で今週は引けを迎えました。

週明けからは日銀金融緩和継続の一報から最初のアジア、オセアニア市場が開くことからも各市場取引が一巡するまでは「円売り」による「円安」相場が続くものと思われます。しかし、たった一つ「豪ドル円」だけは伸びがいまいちか、むしろ下落する可能性すら考えられます。週明けのアメリカ重要指標発表によって景気後退懸念が加速すれば売られますし、「原油」価格が下降気味であればもちろん売られます。各主要国の平均株価が落ちれば即売り、更に中国経済に何かあれば暴落ととにかく脆い。

ファンダ面を除外して、テクニカルのみに判断を絞れば週明けは移動平均線乖離を埋めるための下落が一旦は起こることになるでしょう。その後再び下へ落ちることなく上昇し、先週高値であり下降波の起点である 90.8円 を上抜けした場合、フィボナッチリトレースメント的に見れば92円くらいまでは上昇するものと考えられます。また今週のみの値動きだけで見ると辛うじて週内の高値だけは越えて引けていますので、今週最安値87.88円を来週下抜けすることがなければ下落トレンドだけは防げる?かもしれません。

とはいえ「豪ドル」自体は弱い状態でしかないため、ここから強い上昇が出るとは考えにくく、このままで行くと今の為替値を上限としたレンジ相場になる可能性すら見えてきました。そうなった場合、現在の位置は高値圏となってしまいますのでここからの「買い」トレードは慎重にエントリー位置を考えた方が良さそうです。今後の値動きは当分の間(2年ほど?)「円安」主導となるとはいえ米ドル円同様、豪ドル円に関しても上値は限定的でしかないと思われます。ただし来週の米国指標結果によって米ドル円が大暴騰をするようであればほんのちょっとだけ上がるかもしれません。なぜちょっとだけかって?「豪ドル米ドル」が大暴落するからです😢

来週は「押し目」で下がった位置が何処かを確認することが重要であり、その結果によって今後のトレード方針を考えるという方が堅実であると考えます。なぜならば「円」が激弱展開になることも十分あり得るわけで、クロス円が相対的な暴騰をすることだってあります。「円」が何処まで売られまくるかも今後の鍵となることなので併せて注視していきたいところですね。日銀に絶望したぞ売りが激しさを増した場合、投機売り、介入でクロス円相場はしばらく荒れ狂うことになるのかもしれません。

各要因に左右されまくる通貨「豪ドル」、これを現状下で無理にトレードするべきなのかどうか、ここで一度じっくり考えてみるのも一興ですね。