XXL Loss Case BooK 大爆損

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2024年 妄想0117 米ドル円値動き確認 3月4日(月)~3月8日(金) まで

今週の米ドル円は「円高」へ一気に傾くといった形をとりました。

米国指標結果が徐々に弱まっているのは以前からですが、今週は日銀金融政策関連のリーク記事ことヘッドラインが出回ったことで市場参加者が日銀マイナス金利解除3月観測をより強めることになり、それまで売られ続けていた「円」が一時的に買い戻さたことで今回の米ドル円下落相場になった次第です。併せて「米ドル」自体も弱体化したタイミングと重なり、そしてこの「円買い」というフェイズが入ったものですから、たったの一週間で3円弱が下落するという異常事態が引き起こされたわけです。

それでは改めて値動きを確認してみましょう。

先週付けていた高値を越えることもなく、上値が重いことは週の初めから一貫しておりました。そして高値方向に動かなくなるのであれば「売り」を入れてくる市場参加者も多く出てきますので、短い上ヒゲがビッシリと生えたローソク足が大量発生する形となっており、下落を狙ったショーターが多く居ることも確認できたかと思います。しかしながら「円」を買うという理由がその段階ではあまりなく、下値も堅いといった状態が続き、およそ相場は膠着状態となります。

そこに日銀関係者の発言(たった一名の発言だったそうな)を元にした「ゼロ金利解除」関連記事がリーク。キッカケは何でも良いのかもしれませんが、これにより相場が一気に動き出し、挙句に米国指標結果、前々から胡散臭いと思われていた雇用統計結果について、先月公表されていた数値は実は全然違うということが発覚、その数値結果を大幅に下方修正したという情報が入ったことで市場は「米ドル売り」に走ったわけです。その結果が金曜日の指標発表時間に起こった下落要因の一つであったのですが、一日であまりに相場が動き過ぎたせいか、はたまた金曜日という週末であったためか、利確、手仕舞い等による「米ドル」買い戻しが入るなどして「米ドル円」は少し反発したところで引けを迎えた形をとっております。

週明けからの値動きについては、二つのパターンが予想されます。日銀はどうせゼロ金利解除は見送るはずだから「円売り」再開というシナリオ、そして本当に解除すると踏んで今のうちに「円」を買っておけ!という過度な「円買い」発生というパターンの二つ、そのどちらかだと思うのですが、如何せんテクニカル的には「売り」の圧力が強いのもまた事実。無理にこの下落局面の高値圏で「米ドル買い、円売り」を仕掛けるということは少し考え難いような気もしますが、まぁ予想なんて当たりません。

普段のお約束的値動きに従えば、戻しの上昇で一旦は上を目指し、ある位置で折り返して急降下というパターンが一番あり得そうです。

また米国関連の株価がいよいよ暴落直前、そうなってくると株買いに走っていた資金が米国債側に移行されることも考えられ、それにより「米ドル円」の高騰に関わっている国債金利が落ち、必然的に「米ドル円」が下落。またFRB高官、更にはパウ爺も「利下げ」は慎重にやるけれど、ひとまず今年中には一回くらいやろっかなぁ~?と言っていることで利下げ観測を市場が織り込むのであれば当然「米ドル」自体が売られて下落。「円」に関しても日銀がいよいよ動くとなれば瞬間的に「円高」に傾くといった具合に米ドル円「下落」のシナリオの方がより濃厚ではないかと考えている次第です。

ただそこは日銀、およそいつものクソ対応を披露した挙句、海外勢による怒りの「円売り」を巻き起こしてくれそうで全戻し後の160円コースも考えられるのが痛いところです。そして「マイナス」を「ゼロ」にしたとてプラス金利には絶対に出来ない日本の経済状態、いやむしろ日本国債買い過ぎ日銀の利息支払い額が大高騰するのをヨシとはしないでしょうから徐々に利上げて金利プラス圏にするなど、まずあり得ないことでしょう。

これらファンダ面を加味しても今の米ドル円の価格帯を維持することは相当難しい局面だとオッサンは思います。以前の水準まで「円」の価値が戻るとは今でも考えられませんが、ここから高騰するか否かの判断基準の一つとして、来週の米国消費者物価指数の結果次第であると考えられます。

最近のパウ爺はハト派寄りですが、FRB高官の中には「利上げが必要になる局面も考えられる」と結果がインフレ悪化であれば即利上げするという姿勢も崩していない者もおります。過去に何度もインフレ再燃という失態を招きまくっていたFRBですので今回はより慎重に事に当たるのではと考えられます。安易に「利下げ」シナリオで考えていると突発「利上げ」による思わぬ為替高騰爆損を喰らうかもしれません。オッサンはCPI発表どころかその前の段階で既に喰らってますけどね。

それはさておき、来週の週明け一発目は1時間足における90日線まで上昇後、返されて下落再開といった流れではないかとオッサンは妄想しております。そしてオッサンが金曜日の指標結果発表直後にド底付近で「売り」エントリーしたポジのラインを鉄壁の抵抗帯として上へと返され、この下落路線はまだまだ継続するんじゃあ~とポジを欲出し全開で持ち続けた挙句、マイナススワップ爆損でアヒる展開になることが予想されます。

我らが爆損王もド底売りド天切りの名手ではありますが、それに負けず劣らずなブログ主のオッサン。

欲出しギャンブルエントリーをすることが原因でいつも大爆損し、それまで積み上げてきた儲けを一気に吹き飛ばすことばかりやっております。ちゃんとルール通りにやっていれば稼げておりますが、我慢し過ぎの後は欲望に負けるため、結果自滅します。

皆さんは己の欲望に負けず、ちゃんとしたエントリー根拠を基にしてトレードをしていってくださいね!

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