本日、日本時間 9:30に発表のあったオーストラリアの指標、小売売上高指数が市場予想よりも大変極悪だっため、豪ドルが売りに売りまくられた結果、豪ドル円もおよそ90銭ほどの下落をしました(PM8:00現在)
まだこれからNY時間を迎えることになるため、ここから更に「売り」が入りそうな気がします。とはいえ現段階ではRSIで売られ過ぎ30%にタッチした後、買いが入って一旦下落も止まっているという状況です。
株価に連動する豪ドルという側面からも、日経、欧州共に本日軟調といったことからリスクオフとして売られまくっている要因も重なった下落となっております。
幸いなことに米ドル円は強いため、阿鼻叫喚の大暴落だけは今のところ防いでくれていますが、これもNY時間でどうなるか分かりません。
大きな時間足で見れば一旦の押し目程度の下落ですので、完全にチャートが崩れた大下落でもなく、そろそろ「買い」が入ってきてもいい相場観となっております。
※ 今回のチャートには時間毎の「出来高」も表示してあります
時間によっては「買い」が入るタイミングもありましたが全体的な出来高は「売り優勢」となっております。この記事を書いている段階では、91.1円付近で下げ止まっており、一旦の買いも入ってはいるのですが、すぐ「売り」に潰されるといった値動きを繰り返しております。
下げ止まりが確認できた段階で「買い」が入りそうではあるものの、全体的に「豪ドル」が弱すぎるため、現状ロングは少し難しい局面なのかもしれません。
20日移動平均線からの乖離を埋める形の上昇が出たら「売り」、線を越えて上昇してしまったら損切のようなことをすれば多少稼ぐことも可能かもしれませんが、下がり過ぎてきているのもまた事実なので、ここからはどちらも慎重に動向を見定めていきましょう!
只今の通貨強弱: 円 > 米ドル > 豪ドル