XXL Loss Case BooK 大爆損

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爆損ケース11 エントリーポジションと逆方向にブレイクが決まって大爆損

爆損ケース10にて話題に出しました「サポートラインに引き付けてエントリーする」にも実は落とし穴があり、セオリーに従ってエントリーしたまでは良かったものの、まさかの逆行、そして天元突破大上昇もしくは大下落という展開が無いわけではありません。

そしてこのサポートラインが過去の値動きから見ても相当強い物であった場合、相場に大変動を引き起こすことすらあるのです。

これまでの爆損ケース紹介時に度々「ブレイク」という言葉を使っていたことがあったと思いますが、今回の話はこの「ブレイク」にまつわる爆損の話となります。

そもそもブレイクとは抵抗帯を突破した後、勢いが良い値動きをするというもので、買い方向であれば急上昇、売り方向であれば急下降するといった現象を指して使う言葉です。裏を返せばこのブレイクの波に乗ることが出来れば、爆益を確保できるチャンスでもあります。

しかし、抵抗帯ことサポートを背に今から相場が逆行するだろうとエントリーしたら、その抵抗帯が破られてエントリーした売買方向とは逆、つまり逆行することなくそのまま行ってしまった状態になるというのは大爆損に繋がります。そしてこれだけなら損切りすれば良い話ですが、損切りした後、実はダマシでサポートライン内側へ戻って結局逆行し、エントリーした売買方向で正解だったというダブルパンチ、まさに究極の往復ビンタをくらうこともあります。

上図における「売りエントリー」が今回説明しようとしたパターンとなります。

売りのサポートラインAに対してはブレイクした形をとっていますが売りのBに対しては抵抗されて返されています。しかし返されたものが再び売りのA上側にて反発しているのが確認できるかと思います。ここでもし売りのAを割ることなく再度上方向へ返された場合は更なる相場上昇が起こる可能性があるため、売りポジションは早急に切る必要があります。

「ダマシ」もあるということは先程も言いましたが、ダマシになる保証もないため安易に損切を保留してしまうと、結局遥か上に上昇してしまった挙句、大爆損する可能性もありますので、こういう値動きをされた場合は思い切って損切してしまうのも一つの手です。

「やったぜ!いい場所でエントリーできたぁ!」からの逆行は恐ろしいため、エントリーしてから少しの間はチャートから目を離さないということも今回のような爆損を回避する上で重要なのかもしれませんね。