おお、なんということでしょう．．．
下がる相場が一変、たった一機の日銀によって「円」が爆死したそんな一週間でした。
そして、それとは別のところで曖昧で意味不明だけど経済対策するよオジサンな中国政府発言により「豪ドル」に強い買いが！！
う～ん、マンダム．．．
それでは改めて今週の「豪ドル円」値動きを見てみましょう。
冒頭でも触れましたように、週明け早々に中国が経済対策方針を表明し、悪化している中国経済を立て直すというヘッドラインが走ったことで、「豪ドル」爆買い事案が発生。見事に先週からの流れを打ち砕き、相場としては上昇するに至った始末。
オッサンはアメリカやらオーストラリアやら、テクニカルやらを散々言っておきながら「中国」の存在を完全に失念しておりました。
そんなこんなで流れが変わったところに例の日銀かよぉで「豪ドル円」が上がらないわけもなく、先週の高値付近まで上昇して一旦の押し目をつけつつ週の引けに至ったという次第です。
「円」がクソザコ化再燃、そして「豪ドル」が少し強いといった流れですので上昇しそうなものですが、こちらはあくまでクロス円、「米ドル」についも見なくてはいけません。
「豪ドル米ドル」側を見ると三角持ち合い下抜け手前、いわゆる下落路線は変わっていません。現段階でも「米ドル」は「豪ドル」よりも強いです。
そして、中国経済テコ入れの話もハッキリと何かするといよりはこういう方針でやっていくよ～的なものであり、結局価格帯を戻すというお約束の流れでもあります。
「豪ドル米ドル」は引き続き買われ過ぎてきたら「売り」の方向で良いと思います。
話を「豪ドル円」に戻すと、まぁた「円」の件ですなぁ～
「豪ドル米ドル」が下がっても「米ドル円」が再び円安に傾くと、下がりもせん上がりもせんという停滞領域になるとは思います。
そして日銀がクソ対応しかしてこないことが市場側に明確化したことで「円売り相場」が帰ってきてしまいました。
「利上げ」する気があまりない日銀ということで、12月利上げ期待で上昇していていた円買いも一気に解消、爆下げ待ったなしということからも来年は再び豪ドル円３桁を付けてくるのかもしれません。
全ては「円安」対策を全くとらない日銀のせいです。
やはり円絡みの通貨ペアは取り扱いが難しいと考えさせられた一週間でした。
ドルストレートや欧州通貨の方が為替トレードには向いていると思うオッサンでした。
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