さて、「米ドル円」が大きく動いた一週間でしたが、当然それに伴って動く羽目になったのが「豪ドル円」。お約束のクロス円の宿命です。
今週はオーストラリア指標もありましたが「依然としてインフレは高止まり傾向にある」として政策金利は据え置き、少し下がり気味だった「豪ドル」自体も下げ止まって底堅い値動きを取るようになってきました。
それでは今週の「豪ドル円」値動きを振り返ってみましょう。
「米ドル円」がそこそこ上に行った関係上、そこまでは上昇見せておりましたが米国大統領選を経て、FOMCの利下げと「米ドル」自体に「売り」が入ったことからも週後半にかけては下がっております。
一時間足レベルで見た場合、戻りの上昇を見せそうなチャート形状とオシレーターの環境となっていますが、地合い的には間近の100円割りを試してきそうな局面とも取れます。週明け早々は値動きを様子見し、下を割ることが無いことを確認してから動くと良いかもしれません。RSI値が33%より下でジクザグ上下する動きを見せてきた場合は底値を確実に割って下落となりますが、上に戻していくようですと「買い」が少しだけ狙えるかと思います。RSIが44%ラインに到達するくらいを目途に利確すればそこそこ取れそうな気もしますが、果たして?
大きく動きそうな要因が今のところあまりないため、およそレンジのような値動きでしかないのかもしれません。
先週に比べれば高値、安値のダウは更新していますので上昇傾向にあることは言えます。MACDのみで見れば全体的に「売り」が優勢なんですけどね(^_^;)
リスクオンにでもなるような世界情勢でも無いと「豪ドル」の強い買いはやはり望めません。
さて、基軸である「豪ドル米ドル」がどうであったかと言えば、割りと切り上げてますかね。大きく上昇をするわけでもないですが、「米ドル」売りと「豪ドル」買いが相まって週内高値は更新してはいます。このまま安値を割り込まなければ「豪ドル円」側の上昇もあり得ますが、再び「米ドル」側に買いが入ってきそうなことからも少し落下することになるかもしれませんねぇ...
今週の高値ラインを越えないなら「売り」もアリかもしれませんが、オッサンの件もあることから安易に入ると爆損するかもしれません。何せ普段に比べれば恐ろしく安値圏に推移しているわけですから...
「米ドル」自体は強い路線がいつまでも続くとは到底思えません。これが現実のものになった瞬間、豪ドル米ドルは本来の安値価格帯である1豪ドル0.7米ドルに確実に戻してくるからです。
景気後退宣言大好きオジサンというわけではないですが、米国についてはインフレ再悪化をパウ爺がどう止めるか、裏を返せばトランプ大統領の暴走に対してどう策を講じるかがカギであり、インフレ悪化した場合は「米ドル」が再び強くなってしまいます。大統領当人は「米ドル高」を嫌うのに行動が真逆なのが常です。
今言えることはただ一つ
「円」だけ唯一のクソザコ通貨
である点です。
まぁ、行き着くとこまで来てしまっている感もありますが、あまりに日本の内情が酷すぎる。全部クソ政府と注視しかしないアホ連中のせいなんですけどね。
植田総裁にもパウ爺のように「日銀は独立機関だ!命令は聞けないっ!!」くらい言ってくれるのであれば、この局面も変わるかもしれませんが、その前に本当に心労で倒れちゃうかもしれません。
流れはここから米国がどう振舞うのかでどうとでもなってしまうため、引き続きスイングトレーダーにとっては辛い相場が続くことと思います。
スキャルピング、スキャルピングは全てを解決するっ、ウヒャヒャ
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