さて、今週も「米ドル円」が高値更新しておりましたが「豪ドル円」に関しては週初めの高値より徐々に上値を切り下げつつあります。
「米ドル」が盛り返しつつあったためか、当の「豪ドル」自体がカウンターで下がってしまっているためかもしれませんが...果たして
それでは改めて今週の豪ドル円値動きを追ってみましょう。
落ちれば買われている素振りはありますが、買われ過ぎ領域であってもRSI値で行けば50%ちょい上辺り、むしろ40%後半台で推移している程度であることからも「買い」は弱めです。こうなってくるとトレ転か?勢力が「売り」を入れてくる段階ですが、こちらについても浅く、まだまだ底値も堅いといったイメージ。今すぐ下落トレンドとなるような相場観でもないため、しばらくはレンジ相場が続きそうな予感。
今週の値動きで見ると、最安値付近は「買い」が入りやすく返されやすい抵抗帯となっているといったことが伺えます。週明け後に、ここを割り込むような値動きを取るようであれば、一旦は102円台後半まで下がるかもしれません。「円」も弱いですが、米国がインフレ再燃懸念により利上げ体制に入るかもといった要人イエレソさん発言があり、パウ爺やその他は利上げはやらないよ路線だったことに対し、少し警戒が必要なのでは?と市場は考えているのかもしれません。
そうなってくるといつもの利下げ後退、利上げ懸念、株価下げ→豪ドル落下展開です。当のオーストラリアもインフレ高止まり状態なのも併せて、この件が今後どう発展していくか要注意事項ですね。
引き続きまして、豪ドル米ドルの流れも見てみましょう。
こちらは下落トレンドとなっております。豪ドル円ではヨコヨコ相場だったことに対し、通貨強弱差が「米ドル」>「豪ドル」の流れであることからも当然の値動きと言えるでしょう。現段階における買われ過ぎ領域にて引けを迎えておりますが、戻り高値と直近高値は均衡しております。一旦は下げ路線となりそうな展開の直前ですが、RSIが35%前後まで下げたときの価格帯が今週最安値と比べてどの位置にいるかを確認した上で盛り返しそうか、下落路線継続かを冷静に判断してみると良いでしょう。米国経済についてはおおよそアカンはずなのに指標は再び良好路線に戻ってきております。ただし、翌月になると実はその値、ウッソ~♪という改定値ばかりを出しているような状態であることからも、いつか景気極悪状態が市場側に露呈、「米ドル」が暴落を起こすといった展開があるかもしれません。
現段階では高金利状態を続けておりますが、そういった爆発後は緊急利下げしてくることはほぼ間違いないです。対してオーストラリア経済はおよそ順調...米国景気後退、インフレ爆発、米国スタグフレーション...ファンダだけで言えば豪ドル米ドルは上に跳ねて行きそうなんですけどね(^_^;)
とはいえ何もない状態であれば引き続き下落路線継続といった具合でしょう。
以上のことを踏まえると「豪ドル米ドル」は下げ基調、「米ドル円」は上げ基調...「豪ドル円」は上値重いが下がりもしないといったいつもの流れが続きそうです。
しかし、気をつけないといけないのが
翌6月に任期が切れる神田財務官が最後のお仕事をするためアップを始めてきた件です。
流石に円安が再びアカン領域まで戻ってきていることからも、いつソーラービームが照射されるかわかりません。押し目買いチャーーンス!とか考えて「円売り」勢力が出ることは目に見えてはいるものの、最強のトレーダーである財務官の掌で踊らされた挙句大爆損させられて殲滅されるのではないでしょうか?
最期の大一番勝負の時です。どうせ辞めるんだからトコトンやってやるというのが彼の強い意志なのではとも思わされます。
この戦いが見れるのは来月といった感じかな(^_^;)
突発で「円高」に傾く局面もあると思いますので、スイングトレードによるロングホールドは常に警戒を怠らないようにしておきましょう!
とはいえ神田財務官がどれだけ孤軍奮闘しても、日銀ガイコツが円安に引き戻すことは間違いなしなので国民としてはモニョる次第です。
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