オーストラリアの消費者物価指数は市場予想よりも悪化しており、インフレ再燃懸念となっております。
さて、その指標発表時にはある程度動いたかもしれませんが、全体的に見ると「豪ドル円」としては先週の高値を更新するには至らず、少し弱くなってきたかのように見えますがこちらもまた狭いレンジ内での推移程度にしか過ぎません。
それでは今週の「豪ドル円」値動きを少しだけ見てみましょう。

水曜日のインフレ指標発表時にドーンしてこそいますが、高値更新には至っておらず、諦めの利確分と押し目買い勢力のイザコザで細かい上下の値動き(スクィーズ)に留まっております。
現スクイーズ状態から上下どちらかにブレイクすれば長期揉み合い状態であったことからもかなり確率高くエクスパンション動作に繋がるものと推測できるため、ここからは辛抱強く値動きを注視しておく必要があるでしょう。
ただ「豪ドル米ドル」の値動きを見てみますと、

「豪ドル」が弱い!
「米ドル」に対して買戻しや買い増しが入ってきているため、相対的に「豪ドル」が弱くなっています。先週の妄想でもお伝えしたように「円」があまりに弱すぎるため「豪ドル米ドル」が下がっていても、クロス円としては相場を押し上げるといったまさに「円安」相場ということになります。
「豪ドル米ドル」はまだ下がると思いますが、如何せん「円」が更に弱体化する未来しか今はありません。日銀の10月利上げ期待で「円」を買う投機筋が再び居るようですが、そんなわけはない。
そして週明け後の週内で日本政府少数与党な自民党総裁選の決着がつきます。
これの結果次第で「円」が値動くので要警戒事項として心に留めておきましょう。
とはいえ世界情勢的には「豪ドル」はこれから下げ基調に相場転換してくるため安易な「高値」追いだけは気を付けなくてはなりません。
「円」が予想以上にクソザコだったため、素直に下落路線にもならず相場としては動きが乏しいといった具合。
オーストラリアは万年インフレ国ですので利下げに積極的になるようなこともなく、恐ろしい〇〇ショック系でも勃発しない限り極端に落ちるといったことは...ないかな?
今マズいのは何処まで言っても独歩安な「円」がどう動くのか?
正直下がる未来しか見えないけれど、ワンちゃん復活するかもしれないので生暖かい目で見守ってみましょう
知らんけどぉ~~
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