XXL Loss Case BooK 大爆損

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爆損ケース18 豪ドルはユーロ圏の株価動向によっても売られる

アメリカと異なり、ユーロ圏は例の輩による戦争によってインフレと金融引き締め状況がかなり酷いためか、ユーロ圏の株価にかなりのマイナス要因となっております。

当然、経済活動も思うようにいかず、特に製造業の設備投資や生産活動がその影響を受けているようです。こうなってくると欧州株価は、金融引き締めとそれに伴う景気減退によって下がる未来しか見えず、結果的に資源国通貨な「豪ドル」は再び売られるという展開となってしまいました。

欧州市場(指標は日本時間PM6:00発表)はNY時間よりも早く開かれているため、当然そこからNY時間になると今度は米国勢が欧州指標とECB理事会の発言を受けて豪ドルを激売りし、夜が明ければ今度は日本市場が、次に中国、オセアニア、アジア市場が...と売りの嵐で今日丸一日激落ちする羽目となりました。

昨日あたりに豪ドル絡みの通貨ペアを無暗にロングしてしまった人はたった一日で大爆損してしまったかもしれませんね。

アメリカは景気後退していると言っても、欧州のようなこともなく成長は続けています。対する欧州は正直今の状態が続くとかなり厳しい状況に陥るのではないでしょうか?

「豪ドル」はアメリカの株価と中国関連の株価に大きく左右されるということは常に意識していましたが、欧州にも無茶苦茶影響を及ぼされる事をブログ主は失念しておりました。

某国が戦争を止める見込みや目途が全く立っていないのは欧州の景気にとって暗い影しか落とさないのが痛いところです。

なんだかんだ言っても、結局豪ドル売りにダイレクトに効いたのはECB理事会による今後も政策金利を「0.5%利上げ」する可能性がある(ただし絶対ではない)ことによる部分が大きいというだけですが...

ユーロ圏は国によって悪くない経済指標のところもあることから、欧州全てがここからどん底に景気が落ちていくというわけでもなく、いずれ製造業側も「資源」を要し、某国からは買えない状況を踏まえても、それに伴った欧州側からの資源取引量増加が見込めるオーストラリアは更なる成長のきっかけとなるかもしれないとブログ主は妄想しております。そうきっと「豪ドル」はここから遠くない未来に輝く可能性があると個人的には思っております。

ま、ただのポジショントークですけどね!

「日本円」がリスクオフと日銀新総裁YCC撤廃期待からガンガンに買われている現状からすると正直なところ豪ドル円の先行きはキツイのかもしれません。

常識的に考えたら今は「戻り売り」一択だと思いますが、ブログ主は基本的にロング厨なので買ってはチマチマ利確をやるだけですけどね!

落ちるときはよ~く落ちる...特にブログ主がロング入れたりすると凄い勢いで