週明け早々、下窓開けスタートした米ドル円。
土日の間に次期FRB議長が云々で利下げ幅の内容に懸念がなんとかなことでこんな始まり方をしたようです。
さて、一旦開いた窓でしたが、閉じるちょっと手前まで戻して以降、久しぶりの下落トレンドとなっております。
月末ということと、12月直前のポジション整理などにより強い「米ドル」売りの流れとなったようです。
それでは今週の「米ドル円」相場の流れを見てみましょう。
ファンダ面ではどういうわけだか日銀12月利上げ観測が市場のデフォに据え置かれており「円」買いも走るといった場面や、米国は指標が軒並み悪化気味につき「利下げ」観測が強まる等など、落ちるための材料が盛りだくさんな一週間でした。
こんな状態で価格帯が上がるとは到底考えられないため、案の定下落の一途を辿ったわけです。しかしながら、落ちたら買えばいいんだ勢力とロンガーにとっては押し目買いチャーーンスと捉えられており、その結果としてすげぇ~数のロングポジが上空で捕まっているといった具合です。こうなってくると12月の閑散期、スカスカ相場では大口がロンガー狩りをするために益々「売り」で仕掛けて来ることが予想されます。
今回に限って言えば、我らが爆損王様がおっしゃっていた通り「ここでロングする奴は素人」と言わざるを得ません。ただし、「今」というだけであって来年あたりからは再び「円安」局面に傾くことは予想されます。ショーターと違いスワップを貰えますから放置するというのもアリですが、大きなレバレッジ取引をしている人は...まぁ、○ぬわなぁ~
今回の下落に関しては日銀の政策金利決定会合まで続く程になるかもしれません。そして金曜の日本時間深夜、これ系の話が日経新聞の日銀関連ヘッドラインとして走り、相場が一旦ストーン落ちする事態となった上で今週は引けを迎えた次第です。
今のタイミングでそれ言う?とは思いますが、普段の月とは違い12月は大口の手仕舞いも月初辺りから入りますから、今のうちに言っとけばイナフだと考えていた程度の話かどうかは不明ですがね(^_^;)
えっ?12月にマジで利上げする気なの??
まぁ~0.25%くらい?上げるんじゃね、知らんけど
とはいえ米国との金利差は相変わらずで、米国はとりあえず最低3%程度までしか利下げない様子。当の日銀は2027年までに金利を2%まで持っていきたいようなこと言ってましたけど、ホントけ???
テクニカルよりファンダ面だけで言えば、下落トレンドに繋がる環境なのは間違いないですが、価格帯はやはり140円台前後での推移が一般化してしまいそうです。
さて、話をチャート内容に戻しますと、コレ、オシレーター関連が売られ過ぎでずーーっと推移しつつ、下値をガンガン掘っていくパターンになっているんですよねぇ
この手の流れの時に懸念すべきは、戻りの上昇のタイミングです。
オッサンはいつもその始まりの一秒前に「売り」エントリーを入れるといった神業を繰り返してはアヒッているわけなのですが、慣れない方ですと警戒し過ぎて入れない相場となることが伺えます。
ポジを持ち続けていればいずれ下がるとはいえ、1万通貨辺りのスワップがエグいのでショートの場合「マイナススワップ爆損の刑」に処せられて、利益が減りまくる次第。
12月の間、ずっとショートを保持し続けていれば、そこそこ爆益に繋がることは分かっていてもスワップ損がデカ過ぎてためらう...
そんな相場ですが、日銀が「うっそ~♪今回は利上げなんてしませぇ~ん」などと言おうものならかつてない火柱が噴き上がることも予想されます。
予告通り「利下げ」の場合は、出尽くしによる各員の利確行動で一時的に上昇する相場になるも、そこからすぐ下落に転じるといういつもの流れになるかと思います。
飛ばし記事として、わざわざ情報をリークする日銀が掌返しするとも思えませんが、一応の警戒は必要かと考えます。
というわけで、戻りの上昇を狙ったロング以外は、今、ロングポジを持ち続ける旨味は無いと言わざるを得ません。
ここまで上空でロング勢が捕まりまくっているとなるとそれらの損切りを誘発させて大暴落を目論む大口が出てくることが考えられます。ショートを下の方で捕まっている人はそのタイミングでポジを整理すると来年からは少しは戦いやすくなるかもしれませんね!
まっ、知らんけどぉ~~
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