ロシアのミサイル発射によって乱高下する「米ドル円」。
例の辺りが地政学リスク上昇により有事のドル買いが起こっている模様、そして当然ユーロが売られるという始末。ユーロを売って米ドル買うという流れもお約束ですね。
米国指標はまちまちで、失業者保険申請件数は若干下がっているものの、消費者信頼感指数やらミシガン大学のアレやらは下がり気味なわけで、「米ドル」自体はそこまで強いわけではありません。それ故に今週の上値は重いまま...果たしてこの先どうなっていくのか?
それでは今週の値動きを少し振り返ってみましょう。
上値が重いのは仕方がありませんが、「円」が弱いという地合いからはすこし状況が変わっているようです。全体的に他通貨共々、ロシアに関わる地政学リスク向上に伴って弱まっており、普段ほど「円」が弱いというわけではないようです。その代わりに「米ドル」だけが下げていない現状維持状態であり、他通貨との差が開いた結果、騰落ではなく若干の踏みとどまりを見せている程度の話です。
ただし、チャート上からも見て取れるように、底値が堅いです。ここからガンガン下落トレンドになるというよりはヨコヨコの揉み合いになる可能性が出てきました。
売電が任期満了に近づいてきたことからも、敵勢力の先兵に当たる連中の兵器売りつけ業務が滞りそうなことから、ウに対してここぞとばかりに兵器を供与しまくろうとしています。戦争が終わってしまうとあの腐れ外道共は困ってしまうのでなんとしても今のうちにやっておきたいといったところでしょうか?
アイツ等は、
クインテッサ星人かっ!!
さて、来年からは悪党共も一旦は鳴りを潜めるようですので世界は正常へと戻ることでしょう。
日本以外はなっ!!
「米ドル」に関してはパウ爺が解任されることがほぼ決定しております。
そしてトランプ大統領ですので「利下げ」を主導していく政策に舵が切られていくことになるでしょう。このことからも年始からは「米ドル円」相場は本格的な下げ基調に転じるものと考えられます。
これを意識しているのか、市場の大口は今のポジション整理をそろそろ実施するよう動き始めているようです。
これらに伴い、今までのようなガンガン「米ドル円」が上がっていく相場ではなく、高値圏で停滞するといった流れ、即ちショーターに対する「スワップ爆損の刑」が本格化していくことになるのではないでしょうか?
相場が上がらない代わりに、下がりもしないという彼らにとっては地獄の相場が繰り広げられそうです。利下げで「米ドル」が下がったところで金利は普通についたままですし、3%を目途にするようですので今の金利から下がったとしてもたかが知れています。一方、我らが日銀は利上げを渋りまくっています。よく勘違いされているようですが、日本の景気は決して良くありません。景気が悪い時に物価高で利上げするなど、常識人では到底出来る所業ではないことであり、その点は日銀総裁も理解しているのですが、そうも行かない現状もあります。12月に無理矢理利上げするかもしれないことからも、期待で「円買い」も少しは入りそうですが、果たして今の景気でそれをやるのかどうか…
金利差は依然としてついたままとなるわけですし、なにより日本のゲルゲルがあまりにも酷すぎることにより日本への投資自体敬遠される未来しか見えません。
「円」に対する信頼がまた一段階下がることで、「米ドル円」は高値圏推移が長いこと続きそうだとオッサンは考える次第です。
ところでコレ、アイツに似すぎだろ(^_^;)
出典:ロマンシングサガ3より ラッパー
話を戻しまして、週明けは一旦上へと戻したところで、153.3円前後の下限抵抗帯を試しに行く流れのように思われます。今週の高値を更新出来ずに下へ返されたときに「ショート」を入れるのが作戦として良いかもしれません。
天元突破するという強い「米ドル」買いは年末では出にくく、むしろ休暇前の手仕舞いが始まる時期ですからロングを入れるのはあまりオススメは出来ない相場かと思います。それでもロングを狙うのであれば今週の高値より少し低い位置に利確ポイントを置いて様子を見ましょう。
あとはロシアの動きに引き続き警戒しておいた方が良いように思います。地政学リスクが引くと各種買戻しが入ってきそうですので、突発上昇に巻き込まれないようにしたいものです。
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